今日はイラストいっぱいになりました。
オレンジを箱詰めする仕事って何??って思ってる方...ぜひご覧ください〜  

オーストラリア2ndシーズン
☆27日目☆
メルボルン、昨日今日はとても暑い〜
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2017年5月末
End of May, 2017


想像してください...ここは大きな工場です。様々な音がなりひびき、工事現場の様....。

“カシャカシャカシャ.... “

頭の上のずっと高いところを、オレンジがレールに乗って流れてくる。


大きいものは人の頭くらい、
小さいものはピンポン玉以下...


各レーンに道分かれ、大きさ毎に落ちてくる。


“ボタボタボタボタボタボタッ‼︎

ドーン.........
ドーン.....

バババババババババ...!!!!”
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オレンジって結構硬い。高い所からドンッと落ちてきます。


私たちオレンジパッキングの仕事は、

1.箱を組み立てる。
2.オレンジつかむ。
3.選別。
4.詰める。
5.詰め終わった箱をベルトコンベアに乗せる。

以上。

これをとにかく早く!!

1秒でも速くっっ...!



どう詰めるかというと、その日作る注文によって、スーパーバイザーさんが指示を書いてくれてます。

たとえば...

1.箱
“4×3 (3-2) 85” と書いてあったら....

“1段目は3.4.3.4.3(17個)
2段目は4.3.4.3.4(18個) ...といった様に交互につめて、全部で5段。合計85個詰めなさい”
ということ。

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大きさを揃えないと上手く行きません。仕上りはとっても美しい!


基本の箱以外だと...


2.コールスColes
スーパーのColesにおろすもので、黒いプラスチックコンテナにオレンジを35kg入れるというもの。
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箱と違って並べなくていいのだけど、それ故に作業の速さを求められます。


3.ネット
これはネットにオレンジを2個ずつ交互に重ねて入れます。

こんなやつ。
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ええ、面接で特技を聞かれたら、私はこう答えます。

「ネットにオレンジを2個ずつ交互に重ねて入れることです!」


好きだったんです、この作業。
小さいオレンジは特に難しいんです。途中でグチャッとなったら、もう一度詰め直し、、って事も。だから速く沢山出来ると、達成感がたまりませんでしたっっ!


これ用の装置もあります。
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鉄枠で出来た単純な装置なんです。道具というか。

でもこの完成形になるまで、きっと何度も何度も手直しして、工夫して工夫して、やっとだいたい使えるものになって、、....とても時間と労力がかかったんだろうな。と。この装置を考えた人について想像を膨らましていました(笑) 

だってネット詰めは手作業でできる仕事なんです。ベテランさんはめちゃくちゃ早いんです。この装置を使ったって手作業なんです。それでも少しでも早く、効率をあげるために、すごく考えたんだろうと思うのです。



4.Japan 15kg
そして我らがジャパンー!に輸出されるもの。
これがまた箱が薄くて腰が痛くなる上に、ギッチギチに詰めないと15kgにならない!最後の1,2個が入らなくて苦戦...ああストレスがたまる!

だけと日本人の女の子がコツを教えてくれて、できる様になりました!

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その女の子はこれから就活を控えた学生さんでした。”パートさん(私)の効率やる気を上げたエピソード”、ぜひ面接で語りましょう!



というように...オレンジパッキングはこんなお仕事。
手をいっぱいに広げ、オレンジを早くキャッチしては詰める、キャッチしては詰めるをくりかえす..

だから終わった後は手がバスケットをした後の感覚になります。元野球部のマネージャーだった子は、球拾いした後みたいだとも言ってました。


私にとっては結構楽しめるお仕事でした。今思い出しても面白い。色んなエピソードがあります〜!それはまた次回♩


Don’t worry, be happy!!
笑顔で行こう。みんな大好きー!\(^o^)/