こんにちは。
漢方薬剤師のみゆきです。
今年の冬はインフルエンザも流行していますね。
学級閉鎖や学年閉鎖になっている学校もちらほら…。
インフルエンザの予防の基本も
コロナと同じです。
手洗いやうがいに加えて、
普段の生活で疲れやストレスをためて免疫力を低下させないこと。
こういった基本的な予防法にプラスしておすすめするのが、
アロマ(精油)などの活用です。
今回は、インフルエンザ対策に役立つ情報を2つお届けします!
まず、ひとつめがアロマの活用法です。
インフルエンザ予防に役立つアロマ
インフルエンザのアロマといえば、
ラヴィンツァラ(ラベンサラ)です。
抗ウイルス作用も素晴らしいのですが、
ラヴィンツァラは免疫力を高める免疫刺激作用が秀逸!!
とくにインフルエンザの予防や症状の出始めにイチオシの精油です。
本格的に咳や鼻水といった症状が出てきたら、
ユーカリ ラディアタというアロマも使うといいですよ。
アロマの使い方はいろいろです。
・ティッシュやコットンに2滴ほど
・マグカップにお湯を入れて2滴ほど
・アロマスプレー
というようにして香り成分を鼻から吸収する方法。
・アロマバス
・アロマジェル
といった形で鼻や肌から吸収する方法。
このあたりが簡単かなと思います。
インフルエンザ予防に役立つアロマジェルの作り方の記事で、
我が家でも愛用しているアロマジェルのレシピがをご紹介しているので参考にしてくださいね!
アロマジェルは塗った後のスッとする感じも
気持ちいいです^^
ただ、中3長男くんはもう塗るのを嫌がるので、
ラヴィンツァラも入ったルームスプレーをつくって使っています^^
2つめにおすすめするのが、
板藍根(ばんらんこん)です。
インフルエンザ予防に役立つ板藍根(ばんらんこん)
日本では漢方薬の材料としては使われていませんが、
生薬の一種です。
インフルエンザウィルスの増殖を抑えるはたらきも報告されていて
他にも、喉の痛みなどによいです。
中国では、インフルエンザなどの感染症の予防に使われるポピュラーなものです。
私は、板藍根は煎じて飲むことが多いですが、
粉末状の製剤も売られています。
煎じ方はこちらの記事に詳しく書いています。
漢方の板藍根(ばんらんこん)、インフルエンザ予防と対策に備えて安心!
板藍根の飴もあるんですよ!
こちらのイスクラ産業の板藍根飴は、学生時代にバイトしていた薬局のヒット商品でした^^
最近は、新型コロナウィルス対策でも注目されているようです。
ぜひ、インフルエンザ予防に、
アロマや板藍根を活用してみてくださいね!!
そして、冬も元気に過ごしていきましょう^^