「子どもが微熱で病院を受診したところ、
麻黄湯(まおうとう)という漢方薬がでました。
すぐに飲ませたけど、
その後に熱が39℃まであがりました。
麻黄湯はすぐには効かなかったんですかね。」
こんなお話を伺いました。
せっかくがんばって漢方薬を飲んだのに、
かえって熱があがってしまったので、
漢方薬は効かなかったと思われたんですね。
発熱でつらそうなお子さんをみるのは、
ママも心配です。
高熱になったり、発熱が続くと、
さらに不安はつのりますよね。
でも、麻黄湯のような漢方薬は、
熱をあげることでウィルスをやっつけます。
熱を出して戦っている感じですね。
むしろ、発熱しなかったら、
効いていないことになります。
汗が出はじめると、
自然と熱も下がってきます。
汗をかいてきたタイミングで、
麻黄湯をのむのは終わりです。
だいたい、1日か2日ほどの短期間で すむことが多いです。
もちろん、その間の水分補給も忘れずに!
ただ、あわない方がのむと、
どんどん汗がでて脱水状態になったり、
胃腸の調子がわるくなることもあります。
気をつけてくださいね。
麻黄湯といえば、
インフルエンザのときにもよく使われる漢方薬です。
でも、インフルエンザだけではなく、
いろいろな感染症に使われます。
感染症のはじめの症状、
<ひどい寒気(悪寒)がして、節々が痛い>
これが目安です。
インフルエンザも風邪も 別々に考えずに、
やっぱり大切なのは、自分で治せるからだつくり。
アロマやハーブ、漢方薬の助けをかりつつ、
毎日の暮らしも整えていきたいですね。
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