栗きんとんのクチナシの役割は色づけだけではありません。 |  漢方でアトピーを治して妊娠しよう

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 埼玉県川越市にある、アトピー、不妊を得意とする漢方薬局のブログです。

栗きんとんに入れるクチナシは食べ過ぎによる胸焼け予防になります。
私は栗きんとんが大好きなので、結婚以来毎年良く作っています。





乾燥したクチナシの実に熱湯を掛けて少しおいて、その汁でサツマイモをゆでます。色もよくお芋なのに、食べると胃がすっとします。


ある年忙しそうな私を見かねて、夫がスーパーで、クチナシの入っていない、出来合の栗きんとんを買ってきてくれました。

色は黄色できれいでしたが、いただいた後口はすっきりしなく、胃がもたれた感じでした。


クチナシの乾燥した実は「山梔子(さんしし)」と言って胃腸の熱や皮膚の熱を取ります。
すなわち、胸焼けやアトピーの赤みを改善してくれます。
是非クチナシ入り栗きんとんを作ってみませんか?



レシピ
クチナシ入り栗きんとん
材料:サツマイモ皮をむいて350g  
栗の甘露煮 16個                      
栗の甘露煮のシロップ90ml 
みかんジュース 65ml(みかんを絞る)
クチナシ小さじ1を熱湯65mlに5分つけてこした汁 
あればオレンジリキュール小さじ1杯 
はちみつ大さじ2
砂糖35g

作り方
さつまいもの皮をむいてミョウバン水に2、3時間つける。
サツマイモ蒸す。熱いうちに裏こす。鍋に入れる。

その鍋に、
くちなしの水、同量のミカンジュース、
オレンジリキュール、入れて錬る。

火をつける。4,5分中火から弱火で錬る。
栗を入れる。同じ温度でなじませる。
蜂蜜を入れる。