みなさま、こんばんは。
カンパイ氏です。
有馬記念が終わりました。イクイノックス、本当に強かったです。ボルドグフーシュも、３角から上がっていった脚は震えましたね。この２頭は来年の競馬界を引っ張っていくことでしょう。
ボルドグフーシュの福永騎手はさすがの騎乗でした。スタートの不得意な馬を、あそこまでしっかり出して、勝負どころで反応させるのですから脱帽です。現役引退はやはり寂しいです。
タイトルホルダーは明らかに力を出し切っていませんね。あのペースで行って、あそこまでバテる馬ではありません。無事を祈るばかりです。
さて、週末デビューのクラブ馬のレースを振り返ります。
■土曜阪神５Ｒ（芝1800メートル）
・トゥルブレンツ＝14着（11番人気）
馬体が明らかに細かったです。公式のコメントを見ていないので何とも言えませんが、募集時にはこんなに小さい馬体で競馬を使うとは想像できませんでした。気性の問題で食べた物が実にならないんでしょうか。それに、今回は距離も長かったと思います。
・ミントマーク＝２着（７番人気）
まだ緩いので、坂道で脚が鈍りましたね。それでも、坂を上がってから鋭く伸びていますから、平坦コースに出てきたらすぐに結果が伴ってくると思います。値段が高かったので総合評価はＢランクとしましたが、良い馬です。
■土曜阪神6Ｒ（ダ1400メートル）
・リアルエッジ＝３着（２番人気）
勝った馬が強かったのは認めるとして、この馬もしっかり走っていますよ。終始外を回りながら勝ち馬を追いかけたわけですからね。1200メートルならもっと競馬はしやすいと思いますし、1400メートルでも次走はかなり有力だと思います。
■土曜中山５Ｒ（芝1800メートル）
・ソワドリヨン＝３着（４番人気）
直線では馬場の悪い内を通り、前の馬がフラフラする中でしっかりと狭いところを伸びてきました。体形から距離はマイルまでがいいと思います。その意味でも、今回の好走は意味があります。府中のマイルに出てくれば、また良い競馬が出来るはずです。
・アルメリア＝６着（１番人気）
募集時にも指摘しましたが、芝のスピード競馬には向かない馬だと思います。未勝利くらいは勝てるかもしれませんが、ゆくゆくはダートを使ってみてほしいです。脚元に難のある馬で、どうも中身が出来ていない気もしました。それでも直線では止まっていませんし、早めにダートに矛先を変えて、脚元に負担がかからないように経験を積んで欲しいです。
■土曜中山６Ｒ（ダ1800メートル）
・ソブリンルーラー＝15着（９番人気）
心房細動ということで、仕方ないですね。気になるのは気性面です。素材は良いと思うので、馬具を工夫するなりしながら、活路を見いだしてほしいです。どこかで穴を開ける馬だと思います。
■日曜阪神６Ｒ（芝1400メートル）
・セピアス＝２着（１番人気）
完全に勝ちパターンでしたが、足元を救われてしまいました。ただ、デビュー戦でああいうセンスの良い競馬が出来るのは、気性を含めて競走馬としての完成度が高いということ。展開に左右されることなく毎回良い競馬をしてくれるでしょう。この馬はお買い得だったと思います。
■日曜中山６Ｒ（芝1600メートル）
・ペリファーニア＝１着（１番人気）
良い馬体に成長しましたね。パドックでも１頭だけ抜けていました。時間をかけて育ててきた陣営に拍手です。この日はメンバーに恵まれた感じもありますから、次走が試金石となります。募集時にも指摘しましたが、この馬はダートも走ると思うので、どこかのステージで十分活躍できると思いますよ。出資者のみなさま、おめでとうございます。
以上です。これで今年の競馬は残すところ28日だけとなりました。みなさま、今年もブログを読んでいただき、本当にありがとうございました。また28日の競馬でお会いしましょう！
カンパイ氏