みなさま、こんばんは。
カンパイ氏です。
土曜競馬が終わりました。さぁ、ジャパンカップです。私はクラブ馬を応援しつつ、海外馬にも目を向けたいと思います。特にグランドグローリーに注目しています。これで引退とのことですし、応援したいと思います。
さて、いつものように日曜デビューのクラブ馬について、私が去年の「全頭完全評価（レビュー）」でどう書いていたかを振り返っていきます。（青字がレビュー部分）
■日曜阪神6Ｒ（芝2000メートル）
・バレンタインソング
64エマソングの20★
（ハービンジャー、牡、2月14日、45万円、小崎 憲）
【耐調教値】Ａ
【血統】Ａ
【早勝値】Ｃ
【潜在能力値】Ｂ
【総合評価】Ｂ
この血統らしい緩さがあり、早めから力を発揮できるタイプではなさそう。ただ、四肢は丈夫そうで、血統的にも豊富なスピードが期待できる。馬体はまだまだ大きくなりそう。じっくり育てればかなり良い身体に成長しそうで、この値段であれば十分狙える。長い活躍をを期待して、オススメしたい１頭だ。
・プレドミナル
51クルミナルの20
（エピファネイア、牡、4月17日、200,000円、藤原 英昭）
【耐調教値】Ｂ
【血統】A
【早勝値】B
【潜在能力値】Ａ
【総合評価】A
母の繁殖能力が疑いようもない。現状は小さいが、馬体の造りからはデビュー時には中サイズ以上には育ってくれそう。遅生まれということもあってトモの緩さが目立つので、こうした点から仕上がりにはそれなりに時間がかかるだろう。左前肢の外向と、後肢の踏み込みの硬さがあるので、耐調教値はＢとした。関係者は口を揃えて高い評価を与えているが、個人的にはクラシックには間に合わないかもしれない、とも思う。古馬になってから活躍するイメージで検討した方がいいかもしれない。
■日曜東京6Ｒ（芝2000メートル）
・オールマイデイズ
29ロザリンドの20
（リアルスティール、牡、3/8、120,000円、木村哲也）
【耐調教値】Ｂ
【血統】Ａ
【早勝値】Ｂ
【潜在能力値】Ａ
【総合評価】Ａ
オーソリティ弟。期待のリアルスティール産駒だ。筋肉の柔らかさはさすがで、母の繁殖能力の高さをうかがわせる。両前肢が少し外向気味なのかな？と思うが、最新動画を見るとギリギリ大丈夫そう。馬体はまだまだ成長中。トモの容量は十分なので、ここにしっかり筋肉が入ってくれば、かなり見栄えのする馬体になるだろう。両前脚に注意しながら、じっくり育てていけば活躍を見込めるだろう。値段は強気だが、その分可能性を感じさせる馬でもある。
・ステラデルシエロ
14サザンスターズの20
（ダイワメジャー、牡、4月18日、60万円、畠山 吉宏）
【耐調教値】Ａ
【血統】Ｃ
【早勝値】Ｂ
【潜在能力値】Ｂ
【総合評価】Ｂ
父の産駒らしい丸々とした馬体。トモは大きく、四肢に悪いところもなさそうなので、しっかり鍛えていけるだろう。ただし、緩さが全体的に目立つので、「早勝値」は一つ下げた。ダイワメジャーは成功例が確立している種牡馬で、本馬はそこから外れる印象。堅実に走ってくれれば成功で、過度な期待は禁物か。
・タスティエーラ
32パルティトゥーラの20
（サトノクラウン、牡、3月22日、70,000円、堀 宣行）
【耐調教値】Ｂ
【血統】C
【早勝値】Ｃ
【潜在能力値】Ｂ
【総合評価】Ｂ
母は引退して１カ月後に種付けされた。狙いがある配合というより、タイミング重視で種付けしたような印象がある。現状では緩さが目立ち、なかなか時間がかかりそう。筋肉は柔らかそうで、トモの容量もそれなりにあるが、右前脚の外向も気になった。馬体の造りだけ見れば芝長距離でコツコツ稼ぐタイプだが、活躍するイメージまではわかなかった。堀調教師がこういう馬をどう仕上げてくるか注目したい。
・ラレーヌデリス
53レイリオンの20
（エピファネイア、メス、1月27日、85,000円、安田 翔伍）
【耐調教値】Ａ
【血統】B
【早勝値】Ａ
【潜在能力値】Ｂ
【総合評価】Ａ
初仔。母はリスグラシューの姉。サイズ感は十分で、すでにキ甲は抜けている。まだ緩いが、それでもトモの容量は十分にあって、四肢は丈夫そう。こうした点は、まさにダイワメジャーの影響を強く受けているのだろう。しっかり調教を課して早めから力を発揮してくれる可能性を感じる。初仔ということを気にしなければ、十分期待できる良駒だと思う。値段も今年度募集馬の中に入ると適正に思う。
以上です。有力馬がそろった印象です。楽しみですね。またブログを書きます。みなさま、ご武運を！
カンパイ氏