【メイクデビュー】土曜デビューのクラブ馬たちの募集時評価は? | カンパイ氏の一口馬主ライフ

カンパイ氏の一口馬主ライフ

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ライター。一口馬主ライフを楽しむため、2020年からブログ開設。これまで、クラブ誌や有名競馬ブログにも寄稿してきた。独自の分析方法を確立し、毎年主要クラブの募集馬を分析している。

みなさま、こんばんは。

カンパイ氏です。

 

 今週も金曜日まできましたね。明日からは三連休、そして三日間開催です。東京開催、阪神開催が始まります。もうすっかり秋ですね。

 

 それでは、いつものように、週末デビューのクラブ馬について、私が去年の「全頭完全評価(レビュー)」でどう書いていたかを振り返っていきます。まずは土曜からです。(青字がレビュー部分)

 

■土曜阪神5R(芝1600メートル)

・レモンオーラ

52コッパの20 ▲骨片除去

(ハーツクライ、メス、4月5日、70万円、須貝 尚介)

【耐調教値】C

【血統】A

【早勝値】B

【潜在能力値】B

【総合評価】C

 血統的にはスピードがありそうで期待した。ただ、トモの小ささが顕著で、今後のトレーニングで膨らむイメージも沸かない。それに伴って後肢の踏み込みは頼りなく、前肢も力が外に逃げる造りになっている。勝負どころでもたもたするレースが続きそう。慎重に鍛えて血統の良さが出てくれば、というところか。

 

■土曜東京5R(芝1800メートル)

・レヴォルタード

9バウンスシャッセの20

(エピファネイア、牡、3月16日、200,000円、手塚 貴久)

【耐調教値】A

【血統】A

【早勝値】B

【潜在能力値】S

【総合評価】S

かなり緩いが、現状でもトモが目立つ。加えて、まだまだ大きくなりそうで、完成された時は圧巻な馬体になっているイメージを抱かせる。四肢の造りも丈夫そうで、これは良い馬が出てきた、と感じた。動画でかなり尾を振っていて、気性的な問題が出てくるかもしれないが、そこが上手くレースに向いてくれれば大活躍まで期待できそうだ。父の産駒はかなり高騰していてお得感は皆無だが、夢を見られる良駒という意味で総合評価をSとした。

 

■土曜東京6R(芝1600メートル)

・グレイウェザーズ

133ダートムーアの20

(キンシャサノキセキ、メス、2月4日、45万円、新規開業厩舎)

【耐調教値】B

【血統】B

【早勝値】B

【潜在能力値】C

【総合評価】C

 成長が少し遅い印象。父の産駒は堅実に駆ける馬も多いが、本馬は現時点で活躍のイメージは沸かない。馬体に大きな瑕疵はないものの、特筆すべき点もない。2月生まれにしてはトモが薄く、ダートで潰しが利くタイプとも思えなかった。こういう「どのステージで結果を出すのか想像できない馬」は見送りが妥当だ。

 

・パルティキュリエ

124エクセレンスⅡの20

(キタサンブラック、メス、3月29日、60万円、田中 博康)

【耐調教値】A

【血統】B

【早勝値】B

【潜在能力値】B

【総合評価】B

 キタサンブラックの産駒らしい体形。ちょっとトモの容量が少なく、動きも硬い。重たい芝の中距離以上が主戦場か。馬体の造りは丈夫そうなので、しっかり鍛えていける可能性は高いとみる。ただ、大物感という点では物足りなく、同じ値段であればアスコルティの20をオススメしたい。

 

・ビヨンドザヴァレー

76リリーオブザヴァレーの20

(イスラボニータ、メス、4月27日、80万円、橋口 慎介)

【耐調教値】A

【血統】B

【早勝値】B

【潜在能力値】B

【総合評価】B

 活気のある動きが目立ち、非常に運動神経が良さそう。四肢の角度も綺麗で、しっかり調教を積んでいけるだろう。オススメできそうな馬だが、馬体が薄すぎるので、現時点では「総合評価」Bとした。これから鍛えていって、幅が出てくる可能性も感じるので、そこに期待して出資するのもアリだと思う。幅さえ出てくれば活躍できそうな馬だ。

 

 以上です。東京5Rのレヴォルタードは数少ない総合評価Sランクの馬です。このブログで決めた「みんなで応援馬」にも選んだ期待馬。どんな走りをするか、本当に楽しみです!とにかく、まずは全馬無事に。

 

 それでは、日曜、月曜分はまた明日以降更新しますね。みなさま、ご武運を!

 

カンパイ氏