みなさま、こんばんは。
カンパイ氏です。
今週も金曜日まできましたね。明日からは三連休、そして三日間開催です。東京開催、阪神開催が始まります。もうすっかり秋ですね。
それでは、いつものように、週末デビューのクラブ馬について、私が去年の「全頭完全評価(レビュー)」でどう書いていたかを振り返っていきます。まずは土曜からです。(青字がレビュー部分)
■土曜阪神5R(芝1600メートル)
・レモンオーラ
52コッパの20 ▲骨片除去
(ハーツクライ、メス、4月5日、70万円、須貝 尚介)
【耐調教値】C
【血統】A
【早勝値】B
【潜在能力値】B
【総合評価】C
血統的にはスピードがありそうで期待した。ただ、トモの小ささが顕著で、今後のトレーニングで膨らむイメージも沸かない。それに伴って後肢の踏み込みは頼りなく、前肢も力が外に逃げる造りになっている。勝負どころでもたもたするレースが続きそう。慎重に鍛えて血統の良さが出てくれば、というところか。
■土曜東京5R(芝1800メートル)
・レヴォルタード
9バウンスシャッセの20
(エピファネイア、牡、3月16日、200,000円、手塚 貴久)
【耐調教値】A
【血統】A
【早勝値】B
【潜在能力値】S
【総合評価】S
かなり緩いが、現状でもトモが目立つ。加えて、まだまだ大きくなりそうで、完成された時は圧巻な馬体になっているイメージを抱かせる。四肢の造りも丈夫そうで、これは良い馬が出てきた、と感じた。動画でかなり尾を振っていて、気性的な問題が出てくるかもしれないが、そこが上手くレースに向いてくれれば大活躍まで期待できそうだ。父の産駒はかなり高騰していてお得感は皆無だが、夢を見られる良駒という意味で総合評価をSとした。
■土曜東京6R(芝1600メートル)
・グレイウェザーズ
133ダートムーアの20
(キンシャサノキセキ、メス、2月4日、45万円、新規開業厩舎)
【耐調教値】B
【血統】B
【早勝値】B
【潜在能力値】C
【総合評価】C
成長が少し遅い印象。父の産駒は堅実に駆ける馬も多いが、本馬は現時点で活躍のイメージは沸かない。馬体に大きな瑕疵はないものの、特筆すべき点もない。2月生まれにしてはトモが薄く、ダートで潰しが利くタイプとも思えなかった。こういう「どのステージで結果を出すのか想像できない馬」は見送りが妥当だ。
・パルティキュリエ
124エクセレンスⅡの20
(キタサンブラック、メス、3月29日、60万円、田中 博康)
【耐調教値】A
【血統】B
【早勝値】B
【潜在能力値】B
【総合評価】B
キタサンブラックの産駒らしい体形。ちょっとトモの容量が少なく、動きも硬い。重たい芝の中距離以上が主戦場か。馬体の造りは丈夫そうなので、しっかり鍛えていける可能性は高いとみる。ただ、大物感という点では物足りなく、同じ値段であればアスコルティの20をオススメしたい。
・ビヨンドザヴァレー
76リリーオブザヴァレーの20
(イスラボニータ、メス、4月27日、80万円、橋口 慎介)
【耐調教値】A
【血統】B
【早勝値】B
【潜在能力値】B
【総合評価】B
活気のある動きが目立ち、非常に運動神経が良さそう。四肢の角度も綺麗で、しっかり調教を積んでいけるだろう。オススメできそうな馬だが、馬体が薄すぎるので、現時点では「総合評価」Bとした。これから鍛えていって、幅が出てくる可能性も感じるので、そこに期待して出資するのもアリだと思う。幅さえ出てくれば活躍できそうな馬だ。
以上です。東京5Rのレヴォルタードは数少ない総合評価Sランクの馬です。このブログで決めた「みんなで応援馬」にも選んだ期待馬。どんな走りをするか、本当に楽しみです!とにかく、まずは全馬無事に。
それでは、日曜、月曜分はまた明日以降更新しますね。みなさま、ご武運を!
カンパイ氏