【メイクデビュー】土曜デビューのクラブ馬たちの募集時評価は? | カンパイ氏の一口馬主ライフ

カンパイ氏の一口馬主ライフ

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ライター。一口馬主ライフを楽しむため、2020年からブログ開設。これまで、クラブ誌や有名競馬ブログにも寄稿してきた。独自の分析方法を確立し、毎年主要クラブの募集馬を分析している。

みなさま、おはようございます。

カンパイ氏です。

 

 更新が遅くなりました。いつものように週末デビューのクラブ馬たちについて、去年私が書いた「全頭完全評価(レビュー)」を振り返っていきます。まずは土曜日の分です。(青字がレビュー部分)

 

■土曜中京5R(芝1600メートル)

・サーマルソアリング

54トータルヒートの20

(ドゥラメンテ、メス、3月3日、75,000円、藤原 英昭)

【耐調教値】B

【血統】B

【早勝値】A

【潜在能力値】B

【総合評価】B

母の仔がようやくキャロットへ。馬体の完成度が高く、早めから力を発揮できそうに思う。トモの容量は水準級。歩様を見ていると、右後肢の硬さがやけに目立つ。よく見ると蹄が内側を向いており、それが硬さにつながっているようだ。藤原厩舎のハード調教に耐えられるのか少し心配になった。大活躍するイメージまでは沸かないものの、何とか無事に鍛えてもらってレースに出てきて欲しい。

 

・ミカヅキ

No.12 ユイフィーユの20

(ルーラーシップ、牝、3.2万円、2月2日、四位洋文)

【耐調教値】A

【血統】A

【早勝値】B

【潜在能力値】A

【総合評価】A

 初仔。母は競走成績こそ地味だったが、血統的には良い繁殖になりそうだ。いつか大物を出しそうな予感がする。そして、本馬も出来はかなり良い。四肢の角度は綺麗だし、丈夫そうな造りをしている。測尺を見ると、かなり薄いのかなと思ったが、動画を見るとそんなこともない。しっかりと腹袋もあり、付くべきところに筋肉が付いている。トモは少し物足りないが、容量はしっかりあるので、これからパンプアップが期待できそうだ。緩さがある点などを考慮すると、あまり早めからというタイプではないかもしれないが、この値段であれば十分に狙える良駒だと思う。

 

■土曜中山5R(芝2000メートル)

・ロッククリーク

110フロールデセレッソの20

(エピファネイア、牡、4月2日、100万円、栗田 徹)

【耐調教値】B

【血統】A

【早勝値】C

【潜在能力値】B

【総合評価】C

 4月生まれにしても、ちょっと成長の遅さが感じられる。トモが貧弱で、馬体全体に筋肉がまだまだ足りない。現状で420キロだが、まだまだ大きくなりそう。ただし、管囲が細く、結果的にアンバランスな馬体になる懸念もある。血統的に期待したが、今の状況ではちょっと手が出ない、というのが感想だ。

 

 以上です。全馬とにかく無事に。それではみなさま、ご武運を!

 

カンパイ氏