【メイクデビュー】日曜デビューのクラブ馬たちの募集時評価は? | カンパイ氏の一口馬主ライフ

カンパイ氏の一口馬主ライフ

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ライター。一口馬主ライフを楽しむため、2020年からブログ開設。これまで、クラブ誌や有名競馬ブログにも寄稿してきた。独自の分析方法を確立し、毎年主要クラブの募集馬を分析している。

みなさま、こんばんは。

カンパイ氏です。

 

 土曜競馬が終わりました。注目していた新潟1Rの未勝利戦。シリンガバルガリスは5着(3番人気)でした。初戦よりも競馬になっていましたが、どうも道中進んでいかないようですね。次はチークピーシーズを付けるということですが、間違いなく効果はあるでしょう。広いコースが合っていると思うので、使えるうちに新潟で出走したいところです。

 

 日曜もクラブ馬がデビューしてくれます。去年私が書いた「全頭完全評価(レビュー)」を振り返っていきます。「みんなで応援馬」も出てきます!(青字がレビュー部分)

 

■日曜新潟5R(芝1600メートル)

・ゴルデールスカー

161マラムデールの20

(モーリス、牡、3月9日、80万円、大久保 龍志)

【耐調教値】A

【血統】B

【早勝値】B

【潜在能力値】A                           

【総合評価】A

 血統的に緩そうだな、と思ったが、その通りかなり緩かった。ただし、馬体の造りは丈夫なようで、しっかり鍛えて行けそう。首の使い方など、まだまだ幼いところはあるが、しっかり鍛えていけば変わってくるはず。この馬体であれば、最終的に400キロ台半ば以上には成長してくれるだろう。クラシックという感じではないが、人気の盲点にもなりそうなので一考の価値あり。

 

・フォミルマジック

No.9 ビウィッチトの20

(Saxon Warrior、牝、7.8万円、4月7日、藤原英昭)

【耐調教値】C

【血統】B

【早勝値】C

【潜在能力値】B

【総合評価】C

 母はアイルランドと英国で芝の重賞勝ち。繁殖としても優秀で、兄には英国重賞馬もいる。血統面では期待したが、動画を見る限りはオススメできなかった。まず目に付いたのは前肢の出のアンバランスさ。横からの動画を見るとよく分かるが、繫ぎのスナップの左右差が顕著だ。加えて、4月生まれにしても緩さが目立つ。成長はかなり遅めで、加えて緩さがちゃんと解消されるかも不安。血統や厩舎を考えると期待したいのだが、牝馬であることや値段を考えると、別の馬に目を向けた方がいいかな、という結論に至った。

 

・レッドヴァジュラ

18ジョリージョコンド20

(ロードカナロア、牡、3月25日、12万円、池江泰寿)

【耐調教値】A

【血統】B

【早勝値】B

【潜在能力値】A

【総合評価】B

 値段が高いだけあって、測尺、動画などからは目立った欠点は見つけられなかった。トモの容量は十分で、非常に好感。ただ、血統的に少し重いことと、後肢の緩さが目立つ現状から、そこまで早くから能力全開とはいかないかもしれない。いずれにしても、距離はマイルがギリギリか。快速馬として、古馬になってからの活躍を見込みたい。

 

 以上です。インゼルのフォミルマジックがこの時期に出てくるとは意外でした。募集時、かなり緩く見えた馬なので、どう変わっているかしっかり見ておきたいと思います。

 

 それでは、日曜も全馬無事に。

 

カンパイ氏