guranceros

9日(月)から県民球団「信濃グランセローズ」が

我が村南箕輪の大芝高原野球場で第2次キャンプを

張るという話を聞き、定休日だったこともあって、

妻と娘、そして愛犬「PABLO」と共に、見学に行きました。


弁当を持参し、内野の芝生のスタンド席から

のんびり練習風景を眺めました。

フリーバッティングで、硬球を打つ木製バットが放つ

カーンという乾いた音を聞き、外野に向かって

糸を引くような白球を目で追いながら弁当を食べていると、

目の前を「木田」監督や、「勝呂コーチ」が歩いています。

選手のことは殆ど知りません。

彼ら選手は、高校、大学、社会人野球の段階ではプロの

目に留まらず、ただ野球を続けたいという「情熱」みたいな

ものに突き動かされてチャンスを待っていた人達だと

聞いています。一足先に発足した「四国アイランドリーグ」

出身の選手もいるようです。


「北信越チャレンジリーグ」の名の示す通り、何れは

プロ野球選手として上の12球団から指名受けるのが

殆どの選手の夢だといいます。それにチャレンジするための

場所がこのリーグだと云うことです。

そのためにリーグ戦で良い結果を出し、プロのスカウトの目に留まるよう

練習に励みます。


のんびり弁当を食べながらそんなことを考えていると、

グランドの中のそんな緊張感と、芝生の3人と犬一匹の

コントラストが際だってくるような感覚になりました。


…が、


プロスポーツ選手は、お金を払ってまでそのプレーが見たい

というお客さんをどれだけ楽しませることが出来るのかで

その存在価値が上がったり下がったりします。

是非、目の肥えたお客さんを大いに楽しませ唸らせるプレーをして、

自分の夢も叶えて欲しい…。

などと思いながら、高原を吹き抜けるまだ寒さの残る風に

背中を押され帰途に就く私達でした。