5月25日(月曜日)

こんにちは、皆さん。

今日、読者になって下さった「GI-JOE」さんはボクと全く同じ年...。

GI-JOEさんのブログを見るうちに、私も1960年代のアイビー時代が
よみがえる...。
...そう、私もアイビースタイルに染まっていた高校生の60年時代。

「VAN」「Kent」「JUN」「MEN`S CLUB」、
スリッポン(ローファー)にプレーントゥのアイビーシューズ、
マドラスチェックのボタンダウンシャツ、尾錠付きのコットンパンツ、
などなど...、当時の心地よい名前がどんどん思い出されてくる。

「VAN」と言うロゴはアイビー達のあこがれブランド、
包装紙にせよ、袋にせよ、その「VAN」ロゴ入りなら何でも
欲しかったという世代だ...。
...「VAN」の袋なんざ、ボロボロになって穴が開いても
カッコだけで持ち歩く...ま、この時代の貧困さもあるんだけど、
「MEN`S CLUB」というアイビーのファッション雑誌を入れて
持ち歩きアイビールック(古い呼び方~(汗))にまとめて
街を闊歩していたんだね~。

尾錠付きのコットンパンツにスリッポンと言ったスタイルは
アイビーのお決まりスタイル。
それも、白い靴下の赤と黒のストライプ模様を見せるために、
わざとズボン丈を極端に短めに寸法カットしたりして...(^ ^)。
(皆さん、「みゆき族」のあのつんつるてんのズボン、
写真で見たことない?  あれですよ(^-^;))

ま、でも、学生の身分だから、小遣いの中から「MEN`S CLUB」を
買うのがやっと....。
服飾や靴なんか、それこそバイトをしないと買えないから、皆んな
夏休みや冬休みなど一所懸命バイトをしてた...。

バイトをしたおかげで、色んな職業を知り、けっこう社会勉強にも
なっていたんだね~(^ ^)。

私が一番思い出に残っているバイトは、やはり「魚屋」かな...。
朝はバカ早いけど、魚市場のセリから戻って、店頭販売で大きな声
張り上げて客寄せしたり、料亭への配達で厨房のオジサンから
色々もらったり.....。

でも、身体には魚の生臭さが染みついて、風呂から上がっても
なかなか匂いが取れない。
それは「メチルメルカプタン」という化学物質のせいだ。
(化学科だからね(^ ^)、ちょっと言ってみたかったぬン)

工業高校は男子高だったから、アイビーの恰好して女子にモテたかった訳
だけれど...現実はなかなか...(^-^;)。

こんな恰好や、コピーバンド組んだりして目立とうとしたのは
やっぱり女子にモテたい!...という単純願望の先走りか~!?
いや~、そんなことはありませんヨ~だ。(^ ^)

タイムマシンで戻れるとしたら? と聞かれたら
真っ先はやっぱり1960年代だろうか....?
それともカミサンと知りあったあのせつない時代だろうか...?
(^ ^)アハハ...

皆さんは~?