1月10日(土曜)

今日からブログ内の「テーマ」を一つ増やしまして、
新たにテーマ「ピンナップ・イラスト」を設けました。

本業の漫画とイラストの話題はこっちのテーマに
書き込みますのでどうか宜しくお願い致します。

今日は、以前出版された私の著本を紹介します。
皆さんの中でも「Photoshop」/フォトショップという
ソフトを使っていらっしゃる方も多いと思います。
この本はそのPhotoshopを使ってピンナップ・イラストを
仕上げていく工程で私のノウハウとテクニックを
おりまぜて紹介した技法書&ミニ作品集です。
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今日は本の表紙になっているこのイラストの
ステップバイステップを抜粋して簡単に一覧図に
してみました。

精ちゃんのブログ-1/10-2

人物のベースとなるのはPoserというソフトで、
描こうとしている資料写真のようにポーズを取らせ
レンダリングします。
...当時のPoserの人物はこんな感じの粗削りで
ちょうど今のデアゴのC62をディテールアップしつつ
完成品に仕上げていく作業と似ているとこがあります。
精ちゃんのブログ-1/10-3
デジタル描画のいいところは、手書きでは気の遠くなるような
ディテールをPhotoshopの機能を駆使することで完璧に
描画させられる事です。
例えば髪の毛の一本一本、下着のレース編み模様、それに
サテンの生地の光沢感の演出...など、手書きでは筆を
放り出したくなるような細かな作業をじっくりとこの
Photoshop上で行なえるようになりました。

ま、しかし、昔ながらの「手描き」にはデジタル描画とは
また違ったホットな感じが伝わりますから、私はいまだに
下描きと陰影付けは画用紙で行い、彩色作業の段階で
Photoshopに持ち込んでカラーイラストを仕上げるという
手順で仕事を行なっています。
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下の写真は、現在 愛用しているマシンです。
Apple社のPowerMac G5で、CPUはPowerPCの
G5/2.5GBHz デュアルプロセッサーです。
画像処理では沢山のメモリーが必要なので、
メモリーは8GB 積んでいます。

C62の工作がないときは、ピンナップ・テーマも
書いて行きますので、宜しければどうぞ楽しんで行って
下さいませ。 

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