こんにちは 勇気ナビゲーターの かのう はる です。

 

今日は 

お話すると必ずビックリされる子供時代のエピソードを
書こうと思います。

 

 

それは 子供時代に結婚披露宴に参列する度、
「可哀そうに…」 と思いながら新郎新婦を見ていたことです。

 

 

 

今は主人と幸せに暮らしている私ですが、

子供時代はこんな未来があるとは全く想像できませんでした。


「結婚は人生の墓場」という言葉がありますが、 
私は20代前半まで この言葉は真実を表していると信じて疑いませんでした。

 

 

私の両親は間違っても仲が良いといえず、

夫婦喧嘩は日常茶飯事、

お互いの悪口を聞くたび、いたたまれない思いで

「家族団らん」とか

「愛」というのは ドラマか歌の世界、

ファンタジーだと思っていました。

 

 

 

 

小学生低学年の頃、私はクラスの男の子を好きになり、

一緒にいると嬉しい気持ちになるので
女性が男性を好きになる ということは分かりました。

 

 

でも、私は男性の気持ちは分かりません。

父の言動、両親の不仲を見て

「男の人は女の人を好きになることはない生き物なんだな…」と思っていました。




親類の結婚披露宴に参列したとき、

 

 

「あの男の人は、もう自由が無くなり
 これからは結婚相手の食費や生活費の分も稼ぐために仕事をして 

 相手の人生の責任を負わなくてはいけないんだ…

 可哀そうに」

 


「あのお嫁さんは
 自分が相手を好きだと思っても 

 それを受け入れてもらうことも 愛されることもないのに

 一生尽くさなくちゃならないなんて 可哀そうに…」

 

 

心から「気の毒に・・・」 と思いながら

新郎新婦を見ていました。

 


 

 

披露宴で参列者が笑顔で「おめでとう」と言って

楽しそうにしているのは 

 

本当は祝福してるのではなく 

これから人生の墓場の入る二人へ、
辛くても頑張っていけるように元気づけるため、

最後の贐(はなむけ)に空騒ぎをしているのだと思っていました。

 

 

今、考えれば全くおかしな話ですが
機能不全家族に育った私は
そうとしか思えなかったのでした。
 



男の人は恋人同士の時は優しくても
それは結婚するまでの作戦の様なもので
結婚したら地が出る みたいに考えていて

 
20代前半までは、
男性は女性を愛するのは表面的な事と思っていたので
優しくされればされるほどその男性を避けていました。

 

今の私から見たら

なんて歪な考えを持っていたのかと

思いますが

当時は真剣にそう考えていたのでした。



そこまで結婚は不幸な事と思っていたのに
今、主人と楽しく幸せに暮らしている秘訣は・・

と書き出すと色々あって、とっても長くなるので

続きは 次回以降に・・・(*^_^*)

 

 

読んで下さり ありがとうございます。