年の初めにあたり、
これからどんな1年にしようか
価値観深堀ワークをしています。
今日は「パートナーシップ」 について書き出してみました。



私たちは今年で結婚29年目、 
自他共に認める仲良し夫婦です。 
 

 

ケンカをしたこともありますし

離婚という文字が頭に浮かんだ事は何度もあります。

 

ASD(且つてはアスペルガー症候群)の夫をもつ妻が悩む
カサンドラ症候群に陥った時期もあります。
 

 

主人は学生時代の友達みんなから

「変わり者」と太鼓判を押される

スーパーマイペースな人

 

遠慮なく物事を言う彼の友達から

冗談半分に

「よく長く一緒にいられるね」と言われたことが

何度かあります。

 

本人も

「俺は結婚も、

誰かと一緒に生活することもできないと思ってた」

と言います。

 

確かに、好き嫌いは激しいし

頑固だし

マイペースだし

好きな歌も、好きなテレビ番組も違うし、
私とは全く正反対のところも多いです。
 

 

こんなふうに書くと

主人が余程、良くない人のように

受け取らてしまうかもしれませんね(笑)

 

 

彼の名誉のためにも

誰からも

「とても優しい」

「料理上手」

「子供の友達に人気がある」 など

良いところが

たくさんあることも追記しておきます。

 

 


価値観深堀ワークをしていて

主人と仲良し夫婦でいられるのは
 

・興味が同じことは一緒に楽しみ
 それぞれの時間は干渉しすぎない
・彼の明るい性格のおかげで笑いが多い 
・お互いに「ありがとう」と口に出して言う事が多い
・お互いを褒める会話がある
・落ち込むタイミング、イラっとするポイント等が違うので
 二人そろってネガティブになる事が少ない
・価値観が似ているところがある

 


等々、色々なことが出てきました。

更に
価値観が似ているとか同じだとどうなるんだろう?
更に深堀していたら
「共感」というワードが出てきて、
相手の価値観を認めていることで
無意識に自分自身の価値観にOKを出しているようなイメージが浮かびました。

 
そして、「共感」は「安心感」に繋がるなのではないかな?

相手への安心感と同時に 
自分自身を認めることができて
「自分が安心していられる」状態ができるのかな?と
思いました。




逆に主人とは 全く違う考え方や価値観もたくさんあります。
意見が合わない事は珍しくありません。


価値観が違うことで安心感の欠如やマイナスになっているか?
と考えてみましたが、
価値観の違いは世界観を広げてくれる効果があると
思います。


実際、意見の違いや、
不思議に思う事はありますが、
それでも喧嘩や嫌な雰囲気になることは少ないです。


たぶん私は
彼との違いや、理解不可能な部分は
「面白がって」見ているからだと思います。



「面白がって」いることで 
険悪な雰囲気になったり、感情的なトラブルに発展せず、
いい塩梅で解決策を見つけることができていると思います。





 

カサンドラ症候群に陥っていた時期があると前述しましたが、
その頃は
「私が頑張らなくちゃ」と肩に力が入っていた時期で
心理的余裕がありませんでした。
一方的に「私の考えを受け入れてもらえない」とか
「ちゃんと分かってほしい」と意地になって
「面白がる」事を忘れていました。



多くの人は気づかないうちに
頑張りすぎています。
 
そのことは難病で身体も脳も自由に動かなくなる体験をした私には

とてもよく分かります。

 

頑張りすぎていると
「面白がる」余裕がなくなってしまいます。



「面白がる」と不快に思うことが減ります。
同時に相手の価値観を尊重できる余裕ができます。
 

余裕をもって対応することができれば、
文字どおり「面白い」です。



同じ価値観は安心感につながり
違う価値観を認めることは見える世界が広がります。

 
結果的にはパートナーシップだけではなく 
人生全体が生きやすくなると思います。 


ちょっとくらい肩の力を抜いても大丈夫。

頑張ることから一歩下がって
「面白がる」スペースを作る事、おススメです。