BABYMETAL

紅月を聞いてから沼にハマった。デビュー僅かな16歳ほどの少女3人がイギリスのメタルの祭典フェスで大観客を魅了した。それも歌詞は日本語。普通はその時点で出場自体が「ない」はず。だが、曲「イジメダメゼッタイ」は言葉が通じなくても聴者はなにか感じて感動する。そして最後は大歓声。これは「ソニスフィアの奇跡」と言われている。

一方、今もそうだが日本の音楽業界は〇〇48とか◯ャニ◯レをプッシュしている。ファンも居るし事務所の力も国内狙いがターゲット。そりゃあ稼がないとだめなのは当然なので戦略があって当然だろう。

 

海外でライブ活動したBABYMETALだが、10年過ぎて一旦活動をお休みした。だが少し前から活動を再び始めている。私は演歌からなにからジャンルにこだわりはない。いいなという曲をただ聞くだけの素人。だが今までのスピードメタルで迫力で押すというパターンからはっきり路線を変えていると思う。

そしてMonochromeという曲がちょっと前に出た。普通にロックメタル?系。

これが最近あの「THE FIRST TAKE」でピアノバージョンで発表されたのだ。

SU-METALが歌う。

そしたら何。神聖な場に「素人を出すな」とか言う評価が聞こえてきたそうだ。ネットだから匿名を利用した悪ふざけや冷やかしのコメントもあるという。

彼女らを知らないから。まあこれは仕方ないかな。歌だって国内でヒットして知名度があるわけじゃない。そしてオリジナルの迫力爆発系から今回は静かなピアノ伴奏。知らない人がサラッと聞いた分ではアンチなそういう感想もあるのは想像できる。

国内はそういう傾向だが動画サイトの海外の反応はほぼ真逆。いかに国内の音楽業界と言うかなんというか懐が狭いって感じる。

 

そして、日々聞けば聞くほどSU-METALのボーカルの凄さを感じていたところで

今日、音源が違う環境で聞いてみたらびっくり。鳥肌が立った。彼女の声はこんなにクリアーで真っすぐなんだ。と再確認。