今回の作業はエンジンキーの集約です。

 

これまでの経緯

エンジンが焼き付いてクランクケースからコンロッドが飛び出した除雪機を親戚からいただきました。載っていたのはB&S社のエンジンでしたが、直すにあたってマニュアルやらパーツを揃えるのが困難と判断して、新品の三菱メイキエンジンに載せ替えました。寸法が全く違うエンジンを載せるわけですから色々加工が大変でした。が無事に作業は終了。その後数年経ってますが現在まで問題なく快調に除雪作業は出来ております。ただし一つだけ妥協していた点があってそれがこれです。

エンジン始動までに2つのキーを操作しないといけないのです

こちらはエンジン始動(スターター)とバッテリーチャージを管理しているキー。

撮影の都合で前後しますが、この画像はキースイッチのコネクターを外して新たにVCTFケーブルを追加したところ

 

そしてこちらがもともとの除雪機本体のキー。

こちらはスターターはもう必要ないのですが、(入)での電動シューターはじめ各制御関係の電源の管理。

つまりこのスイッチを入にしてから、メイキエンジンを入→始動

にするという二段階操作が必要になってしまいました。

大した回り道じゃないですが、ちょっと面倒です。

ということで、メイキエンジンキースイッチを除雪機本体のキーに集約します。

 

まずは配線図を確認。

除雪機の配線図とメイキエンジンの配線図。

エンジンとキー操作コネクター間へ5芯が必要なので手持ちのVCTF2.0-3Cを二本配線して

平型端子とハンダ付けで結線作業

 

そして無事作業完了。除雪機のキーだけで操作可能になりました。

だいたい今のシーズン真っ最中の中なんでこんなことをしてるのかって言いますと

ニュースに取り上げられるほどの今年の新潟県なんですが、

我が家には今雪がないんです。

今年は降り方がちょっとおかしいです。

 

以上作業報告でした