はじめに

哲学って聞くとものすごく難しい、感じがして全く自分と関係のない学問のように思う人も多いと思います。

でも考えてみるとものすごく面白いし、どんな学問よりも身近なものだったりします。

今後いろんな考え方を簡単に投稿していこうと思いますが、まずは哲学の歴史から始めようと思います。


哲学の始まり

哲学の誕生は今から2600年くらい前、場所はギリシャの港町です。

その港町は様々な地域囲まれており、様々な民族がごちゃ混ぜになっている地域でした。

一つの人種しかいない日本とは真逆ですね!

その結果、それぞれの民族は全然違う神話を信じていて唯一正しいとされる説や神話はありませんでした。

それらの神話はそれぞれに矛盾しあっていることがあり結局どれが一番正しいのかわからない状態でした。

それをおかしいと思った人物が【タレス】でした。


【タレス】はこう思いました

「ちゃんとそういうんじゃなくてしっかり考えようぜ」

 

これが「哲学」の始まりです

その結果【タレス】きっとこの世界の全ては水でできているんだろうと思いました。

え?「どういうこと?なんでそう思ったの?」って?僕もそう思います。

実際のこの説は結果は当時も皆さんがしたような反応をされてほとんど信じる人はいませんでした。

しかしこの「ちゃんとそういうんじゃなくてしっかり考えようぜ」のような具合に

『世の中を合理的に考える』という試みが世界で初めて生まれ、のちに受け継がれました。

これがまさに哲学の誕生です。

この『世の中を合理的に考えようぜ』ていう試みはバズりまくって

 

「この世はすべて空気でできてる」

「この世はすべて数でできてる」

「この余はすべて火みたいなもんだ」

 

てな具合に『世の中を合理的に考える人』ようするに哲学者が続出しました。

 

そこで続出した哲学者の最終形として現れたのが【デモクリトス】です。

彼は「この世の全ては原子でできている」と言いました。

実際これはまさに科学的事実であり、あまりにも時代を超越した半端ない発言でした。

【デモクリトス】はこの思想をくそドヤ顔で世界に発信したのですが、ほとんどいいね♥やリツイートはされませんでした。

なぜならそれらの哲学者の言うことはあくまで説でしかなくて立証のしようがないことがバレたからです。

まぁ当時は顕微鏡とかもありませんでしたし、まさに机上の空論ってやつですね。

 

クソリプおじさん出現

その結果こういうツイートのリプ欄には、

「どうせ何が正しいかどうかなんて誰にも分らんしどうでもいいわw」

「とりま論破した奴が勝ちな~」ってやつがめちゃ溢れてきました。

そういう討論好きなクソリプおじさんのことを【ソフィスト】と言います。

彼らは最初から何が正しいかを追及する気はなくて論破することしか考えてません。

でも【ソフィスト】たちは議論に勝つのがうますぎて多くの人々から支持を受け、ある【ソフィスト】は講義を一回やるだけで軍艦が買えるほど儲かったらしいです。

 

マジレスおじさん登場

しかし、この最強と思われていたクソリプおじさん集団をボコボコにした一人のマジレスおじさんがいました。

その男こそ【ソクラテス】です。

彼によって【ソフィスト】によるクソリプ文化はオワコン化しました。

【ソクラテス】は「世の中を合理的に考えること」をもう一回ちゃんとやろうとしました。

そのために編み出したのが「問答法」というのものです。

この【ソフィスト】をボコした問答法というのは次のようなものでした。

【ソフィスト】「どうせ何が正しいか誰にもわからんしどうでもいいわ」

【ソクラテス】「あ?なんでそうなんの?なにが正しいかわかんねぇならお前のことぶん殴っていい?なんでダメなん?正しいことなんかねぇんだろ?あ?」

 

【ソクラテス】は口先だけの相手に対してこんな感じで疑問を投げかけ、とりあえず揚げ足を取り続けました。

クソリプに一件一件マジレスしてったわけです。

その結果【ソクラテス】は様々な人の反感を買い、殺されてしまいました。

【ソクラテス】は死にましたがその精神は死にませんでした。

 

期待の新星現る

次の哲学者は【ソクラテス】の弟子の【プラトン】です。

左のおじさんです。


【プラトン】【ソクラテス】から受け継いだ問答法を自分に対して使いました。実際に哲学をしました。

その結果【プラトン】は、「この世はすべて、俺たちに見ることができない存在であるイデアによって作られている」と考えました。

なかなか意味不明な理論ですねww

ここでは詳しい解説は避けます。しかし現代では「哲学の歴史は【プラトン】が言ったことに捕捉を入れてるだけのようなもんだよ」と言われたりします。

 

しかしこの【プラトン】の哲学に匹敵するほどの哲学を生み出した人が、【プラトン】の弟子【アリストテレス】です。

実はさっきに画像の右に写っていたのがアリストテレスです。


もちろん師匠【プラトン】の「イデア論」の影響を受けてはいますがそれが正しいとは思いませんでした。

【アリストテレス】「この世界は俺らが見たまんまだ」っていう僕たちからするとめちゃ当たり前の理論を打ち出しました。

これは「俺たちは様々なものをじっくり観察すれば全部わかるやん」ていうことです。


現代までに人間は実験や観察などを繰り返して、実際に目にした結果をデータとして記録して学問を作ってきました。

その方法をさ最初にきっちり定めた人が【アリストテレス】という人なのです。

あのアインシュタインもガリレオを含めた多くの科学者たちがこの【アリストテレス】の方法を使い日常のことから宇宙の果てのことまでも知ることができるようになりました。

 

とまぁ今回お話しした三人の哲学者の後世への影響はハンパじゃないですが、この人たちでさえたった一人のニューカマーによってオワコンさせれます。

 

絶対皆さん聞いたことあると思いますよ?誰だと思いますか?

 

彼の名は。。。

 

 

 

イエス・キリスト!!!

 

とまぁ今回はこの辺で終わり次回に続く。。。