今日は

大杉神社②

おおすぎじんじゃ。

 

アクセスは

JR成田線「下総神崎」駅からタクシーで15分。

圏央道「稲敷IC」から車で16分。

 

→【茨城】大杉神社①(由緒)

の続きです。

※写真は12月下旬撮影

 

 

大杉神社(おおすぎじんじゃ)

茨城県稲敷市阿波(あば)958

大杉神社社号標の写真

 

 

 

767年創建。

 

主祭神は

倭大物主櫛甕玉大神(やまとのおおものぬしくしみかたまのおおかみ)

 

配祀神

大己貴大神(おおなむちのおおかみ)

小彦名大神(すくなひこなのおおかみ)

 

 

 

楼門(麒麟門)

大杉神社楼門麒麟門の写真

 

 

御利益は

交通安全・海河守護

厄除け・八方除け・星除け

病気平癒・金運

 

具体的な夢や目標を

叶えてくれるそう。

 

 

 

狛犬①

大杉神社狛犬の写真

 

 

この一帯は

かつて

霞ヶ浦東岸域と

東総域を治めていた

 

菟上国(うなかみのくに)(海上国)

という

小国の一部で

 

常総内湾の

交易・産物を

中心として

成立した小国だった

とのこと。

 

 

 

狛犬②

大杉神社狛犬の写真

 

 

大杉神社の

鎮座する場所は

常総内海(常総内湾)に

突き出すような

半島地形だったので

 

この地は

内海に浮かぶ島のように

思われており

 

713年編纂の

『常陸風土記』には

安婆嶋(あんばじま)

として登場。

 

 

 

御神木①

大杉神社御神木の写真

 

 

その島に

巨大な杉があり

 

常総内湾における

ランドマークや

航路標識の役割を果たし

 

安婆嶋(あんばじま)

にあることから

 

あんばさま

と呼ばれ

信仰されていたそう。

 

 

 

御神木②

大杉神社御神木の写真

 

 

かつて

「あんばさま」

と呼ばれていた

「太郎杉」

1778年に消失。

 

現在の御神木は

樹齢およそ1000年

樹高40mの大杉「次郎杉」

樹高28mの「三郎杉」

 

 

 

境内①

大杉神社境内の写真

 

 

後に

茨城国に

支配されるまでは

 

大杉神社は

菟上国の

最も重要な神社であり

菟上国造の祀る

神社のひとつだった

と。

 

 

 

扁額

大杉神社扁額の写真

 

 

その後

北方の仲国から

南下してきた一族が

 

鹿島神宮と

香取神宮を

築き

東岸域を支配すると

 

その交易権や

支配権は

移譲されましたが

 

一般民衆の間では

海河守護の

神様としての信仰は

温存され続けたそう。

 

すごい!

 

→【茨城】大杉神社③(夢むすび大明神と七福神)

→【茨城】大杉神社④(大杉神社と大国神社)

→【茨城】大杉神社⑤(稲荷神社・勝馬神社・相生神社)

→【茨城】大杉神社⑥(見どころ)

へ続きます。

 

 

 

境内②

大杉神社境内の写真

 

 

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今日は一粒万倍日。

いいことありそう♡

 

 

 

 

 

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