今日は

走水神社②

はしりみずじんじゃ。

 

アクセスは

京浜急行「馬堀海岸」駅からバス。

横浜横須賀道路「馬堀海岸IC」から3分。

※写真は2023年12月下旬撮影

 

→【横須賀】走水神社①(由緒)

の続きです。

 

 

走水神社(はしりみずじんじゃ)

神奈川県横須賀市走水2-12-5

走水神社鳥居の写真

 

 

創建年代不詳。

 

御祭神は

日本武尊(やまとたけるのみこと)

弟橘媛命(おとたちばなひめのみこと)

 

ご利益は

開運招福・除災

海上安全・出世開運

商売繁盛・夫婦和合

恋愛成就・縁結び

など。

 

今回は

走水に伝わる

河童の伝説を

紹介します。

 

 

 

河童①

走水神社河童の写真

 

 

走水神社の

裏山にあった清流は

どんなに

日照りが続いても

枯れることなく

 

たくさんの

河童が

暮らしていた。

 

その中には

時々里におりてきて

悪さをする

いたずら者もいて

 

村人たちは

河童のいたずらに

困り果て

 

いつか

折りがあったら

懲らしめてやろう

と思っていたそう。

 

 

 

走水港①

走水港の写真

 

 

ところが

そんなある日

突然ゴーツ

と地鳴りがしたかと思うと

 

村じゅうが

ユッサユッサと

大きく揺れだし

大騒ぎに。

 

その時

村の長が

津波がくるぞ

船を上げて

神社の裏山に逃げろ

と大声で叫び

 

村はまたまた

大騒ぎになった。

 

 

 

河童②

河童の写真

 

 

この騒ぎを聞いた

河童たちは集まり

 

いつも村人たちに

迷惑を

かけていたのだから

 

村人たちが

困っている今

みんなで

恩返しをしよう、と。

 

 

 

河童③

河童の写真

 

 

河童たちは

山の上から

大きな石を

ゴロゴロ押して

浜まで運び

 

村の海岸に沿って

大きな堤防を作った。

 

そして

一匹残らず

水の中に入り

 

岩を押さえて

村を守ろうとした。

 

 

 

走水港②

走水港の写真

 

 

ところが

その日の津波は

今までにない

大きなものだった。

 

それでも

河童たちが岩を

必死に押さえてくれた

お陰で

 

村は大きな被害に

あわずにすんだ。

 

しかし

必死に

村を守った河童は

 

一匹残らず

津波の犠牲に

なってしまった。

 

 

 

水神社

走水神社境内社水神社の写真

 

 

村人たちは

命をかけて

村を守ってくれた

「いたずら河童」

を思い涙を流し

 

「村の守り神」に

なってもらおうと

 

神社の樟の根元に

「河童の神禄」を

祀った

といわれています。

 

 

 

狛犬①

走水神社狛犬の写真

 

 

狛犬さんが

海を見ながら

 

今こうして

過ごせているのも

 

あの時の

河童さんたちの

おかげです

と言い

 

 

 

狛犬②

走水神社狛犬の写真

 

 

続けて

 

河童さんたちは

いつも

見守ってくれていて

 

時々

賑やかな声が

きこえてきますよ

とにっこり。

 

→【横須賀】走水神社③(見どころ)

へ続きます。

 

 

 

朝日

朝日の写真

 

 

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