今日は

宝光院

ほうこういん。

 

アクセスは

JR弥彦線「弥彦」駅徒歩15分。

北陸自動車道「三条燕IC」より車で25分。

 

弥彦神社の

近くにあります。

※写真は5月中旬撮影

 

 

宝光院(ほうこういん)

新潟県西蒲原郡弥彦村大字弥彦286-2

 

 

1196年

源頼朝公の

発願により

僧禅朝が開基。

 

大日如来を

本尊として

祀ったのが

はじまりとされます。

 

当初は

龍池寺

と称していたそう。

 

 

 

境内①

 

しかし

越後国一宮

弥彦神社の

→弥彦神社

 

別当寺である

神宮寺繁栄に伴い

 

龍池寺は

次第に衰退。

 

末寺である

宝光院だけを残し

廃寺

となってしまった、と。

 

 

 

境内②

 

 

さらに

宝光院も

 

明治時代初頭の

神仏分離令と

廃仏毀釈運動により

一時衰退。

 

しかしその後

現在地に移され

再興された

とのこと。

 

 

 

阿弥陀堂

 

 

御本尊は

阿弥陀如来像

(元神宮寺の本尊)。

 

 

 

芭蕉碑

 

 

境内には

芭蕉碑

「荒海や 佐渡に横たふ 天の河」

があり

 

1689(元禄2)年

松尾芭蕉と曽良が

 

奥の細道行脚の際

宿泊した場所

とされています。

 

 

 

芭蕉碑説明

 

 

芭蕉は

7月3日

弥彦に泊って

弥彦神社を参拝し

 

翌7月4日は

寺泊町の

西生寺に立寄り

出雲崎に

宿泊したそう。

 

 

 

婆々杉参道入口

 

 

境内裏には

「弥彦の婆々杉」

と呼ばれる

巨木があり

 

 

 

婆々杉①

 

 

推定樹齢は1千年。

大きさは

樹高40m

幹周10m。

 

1952年

新潟県指定天然記念物に

指定されています。

 

 

 

婆々杉②

 

 

この婆々杉には

複数の伝説が

あるのですが

 

弥彦村文化財・史跡めぐりより

※外部サイトへ飛びます

 

「妙多羅天女と婆々杉伝説」

を紹介します。

 

 

 

婆々杉参道①

 

 

今から遠い昔のお話です。鍛冶屋の弥三郎と大工棟梁の間で、彌彦神社造営の上棟式奉仕の日取りについていさかいが起きました。これに負けた弥三郎の母(祖母とも)は、無念のあまり恨みの念が高じて悪鬼となりました。

 

 

 

婆々杉参道②

 

 

ついに諸国で悪行の限りをつくすようになり、「弥彦の鬼婆」と恐れられたといいます。

 

 

 

婆々杉③

 

 

それから数十年後のことです。大杉の根元で横たわる悪鬼と化した老婆を見つけた弥彦の高僧が、本来の善心に立ち返るよう説教し、さらに「妙多羅天女」の称号を与えたところ改心したといいます。

 

 

 

婆々杉④

 

 

その後は神仏、善人、子どもの守護に尽くしたので、村人はこの大杉を「婆々杉」と呼ぶようになったと伝えられています。

 

 

 

婆々杉⑤

 

 

このブログを見たあなたへ。

ブログに来てくれたあなたが大好きです♪

 

今日も一粒万倍日。

棚ぼたがあるかも!?

 

 

 

 

 

この記事のURL
https://ameblo.jp/kanontomomo/entry-12850768573.html