身体状況から、車椅子に乗って過ごす時間が長いHさん。教室では、車椅子から降りての活動をメインにしています。


先日は、鍵盤楽器での連弾に取り組みました。

楽器との位置関係は、Hさんにとっても殊に大切です。座卓用のテーブルに楽器を置いて弾くことも多いのですが、この日はその高さだと弾きにくく、テーブルの足を折り、マットや本を使って調整しました。その時の身体の緊張度などで微妙な高さ調整をするのにマットや本は好都合です。更に、楽器を左側にずらして、ちょうど良い位置を決めることができました!



この日は、『翼をください』を弾きました。これまでは、Hさんの速度に伴奏が合わせることが多かったのですが、一定の速度で演奏できることを目標に取り組み始めています。


また、カホンでのリズム表現や1〜2小節のリズムを言葉で説明する活動も始めました。自作曲の楽譜を正しく作成できるようになることを目標に、ますます意欲的に取り組むHさんです。