何年かぶりに、『山の都ふれあいコンサート』を観に行きました。第一部のオリジナル曲コンサートに、来室されているSさんが出演することになり、Sさんの後輩でもある教え子と一緒に応援に行ってきました!
Sさんが応募した詩に、曲がつけられ、さらに演奏曲として選ばれました。今回、作曲された方とも演奏された方とも、Sさんは初対面。新しい出会いに、期待感高く参加し、演奏後も「最高!」と大喜びでした。出演されたどの方々も、きっと最高のステージだったことと思います。
何回目かの出演で余裕も感じられるSさん、堂々とインタビューに応えたり歌ったりしていました。
二部のミュージカル「シャイニング・キャッツ」も、見応えのある作品でした。こちらでも、教え子が活躍しており、楽しく拝見しました。
この日は、他にも、Sさんの応援に来ていた同級生(こちらも教え子)にも、とても久しぶりに会うことができ、嬉しい日になりました。
1981年の『国際障害者年』をきっかけに始まり、かれこれ43回を数えた山の都ふれあいコンサート。私も2回の出演経験がありますが、裏方で支える方々のご苦労は大変なものです。しかも皆さん、本業を持ちながらのボランティアでの活動です。コロナ禍も、ライブ映像インターネット配信(2020)、無観客、生配信コンサート(2021)という形で継続されました。初回からずっと関わっているスタッフさんも多く、並々ならぬ熱意に頭が下がります。当初は、作詞の応募も、障がいをお持ちの方に限定されていましたが、最近では誰でも応募できる形に変化、進化しています。
Sさんの詩は、音楽の素晴らしさや、音楽にかかわっている喜び、音楽を通してもっとつながりたいという思いを素直に言葉にしたものでした。トリを飾る曲となりましたが、本当にコンサートに関わる全ての人の気持ちに通じる、トリに相応しい歌でした。
企画運営、出演等、関係された皆さま、本当にお疲れ様でした。

