昨年のイベント終了後、ディブルさんとお勉強会をしたいというお話をさせていただいて、いろんなご提案をしていただきながら打ち合わせを重ねて実現したお勉強会でした。
昨年のようなたくさんの方にご参加いただけるオープンイベントではなく、わずか50名定員のお勉強会でしたので来れなかった方も多かったようで申し訳ありませんでした。
今回は岸和田市のときわ動物病院の岡村健作院長先生の「シニアうさぎとの暮らし方」と樋口悦子先生の「要介護うさぎにできること-リハビリテーションと車椅子と再生医療-」という二部構成でのお勉強会でした。
内容についてはここではご紹介は控えますがシニアうさぎとの暮らしについて獣医師としてたくさんのうさぎの医療に携わってこられたお二人の先生方のお話に多くのことを学ばせていただきました。
長年保護うさぎ達と携わってきたLOVE&PEACEですが、時を重ねるなかでうさぎ達との接し方も大きく変わってきました。
捨てられてしまったうさぎ達をとにかくちゃんとした里親さんのもとに!ということが中心だった時もありましたが、ちょうど新しい部長がうさぎ達が何を思い、何を求めているのかという「うさぎの気持ち、うさぎの目線」を意識する方針だったことで、その後はうさぎ達の環境を整えたりしながらうさぎ達それぞれの様子をより深く見ながらお世話をするようになりました。
そういった変化のなかでのお勉強会で、学んだ内容の中にあった動物福祉の5つの自由のお話やシニアうさぎへの気配りについてなどとても大切なことを学ばせていただいたと感謝しています。
岡村院長先生、樋口先生、お忙しい中、講演をしていただき本当にありがとうございました。
ご参加いただいた皆様には色んな感想もお持ちだと思います。ぜひ感想文などディブルさん、もしくはLOVE&PEACE NOA にお送りくださいね。
また今回のお勉強会の内容につきましては、日々診療にあたり、研究をしてこられた岡村院長や樋口先生のこれまでの経験や研究の中からお話されたものです。これがすべてではありませんし、他の獣医師の先生方と考え方が一致しない部分もあるかと思います。
ご参加くださった皆様にはこの勉強会で学んだことをぜひ参考にしていただきながら具体的なおうちの愛兎ちゃんのお世話や治療などに関しては信頼しているかかりつけの獣医師の先生とよくご相談の上で接していただければと思っています。
ディブルさんとも次のテーマについてもお話をしていますのでまたお勉強会の機会を得ることができればと思っています。
またみなさまと学びの場を持てる日を楽しみにしています^ ^