学生の街、南フランスのモンペリエ。

 

東京の外人ハウスで一緒だった、ナタリーが

一時期モンペリエに住んでいたので、何度か

お邪魔しました。外人ハウスで一緒だった

10ヶ国語が堪能なグザビエも、モンペリエ出身。

 

南仏の方々は凄く優しくて面白い人が多く、

素敵な出逢いがたくさんあります。

モンペリエのインド料理のお店に食べに行った際、

一人で食べていると、女性の20名近いグループが

声をかけてくれて、一緒に食べることになりました。

 

皆さん私と同年代位の方々でした。

 

この時は、本当にたどたどしいフランス語。

多分、聞かれたことに対して、私は決定的な

間違いをしてしまったのだと思います。

 

ご飯を食べ終わると、皆が踊りに行かないかと

誘ってくれました。

クラブに行くと、何だか私には踏み入れたことがない

世界が広がっていました。

 

フレンチコメディ映画の同性愛者の世界。

外人ハウスに住んでいた際、フランス人の女友達

二人が、バイセクシャルでした。

 

私にとっては、二人とも大事な友達で理解がある

けど、私自身はあくまでも異性じゃないと無理。

 

店の奥で、先ほどの女性の集団に囲まれて、

「今夜誰の相手をする?あなたが選んでいいよ。」

と、目をランランと輝かせて私に詰め寄る彼女たち。

 

特定の相手ではなく、一夜限りの関係を持ちたいのか、

アジア人女性は男性にも女性にも人気なのかも・・・・・

 

よく見ると、男性は男性同士。女性は女性同士。

この日は、貸し切りだったようです。

 

私はパニック状態に陥り、「ごめんなさい。帰ります。」

と言って、後ろ足で猛ダッシュでクラブを後にしました。

 

短距離も長距離も滅茶苦茶早かった自分に

この時は感謝。(;^_^A

ちなみに、男性同士の同性愛者の友人、知人は何人も

います。ある意味、フランス人女性よりも女性らしい

というか、汚い言葉を使わないから一緒にいて楽しいし、

彼らも悩みを打ち明けてくれます。

 

モンペリエでは、この後も素敵な出逢いがあり、

グルノーブルのレストランで食事をしていた時も

一緒に食べようと誘ってくれたご家族は、モンペリエに

お住まいのご家族でした。

 

あまり観光名所がない街だけど、フランスに留学する

なら、モンペリエはお勧めの町の一つです。