モンブランのおひざ元、フランスのシャモニーに
来られる方は多いけれど、モンブランの反対側
のイタリア側は、ガイドブックに掲載されていないのか
訪れない方が殆どではないでしょうか？
シャモニーに住んでいる私ですが、シャモニーよりも
クールマイヨールからちょっと登ったVal Venyや、
Val Ferretの方の風景が好きです。(-_-;)
モンブラントンネルを抜ければ、すぐそこにあるのに、
訪れずに帰国されるのは勿体ないなといつも思います。
月に1～2度は訪れている私が、シャモニーとクールマイヨール
周辺の大絶景が堪能できる旅のモデルプランをご紹介させて
頂きたいと思います。
クールマイヨールまでのアクセス方法は、
こちらの記事をご参照ください。
クールマイヨール中心街の絶品の料理が食べれる
お店は、こちらの記事をご参照ください。
Val Venyの大絶景が堪能できるお勧めのホテルと、
お散歩コースは、こちらの記事をご参照ください。
夏の間のVal Ferretのバスの終点。
バスの終点から、スイス方面に山越えをするのなら、
この道を奥に進んで行きます。
私は、まずバス路線をクールマイヨールの方へ
戻っていき、途中から登山道に入ります。
とにかくシャモニー界隈の山々よりも、岩肌がゴツゴツしていて、
荒々しい大自然の脅威を感じます。
水墨画でも描きたくなる風景。
Val Ferretの風景にほれ込み、
冬以外は毎月訪れちゃいます。
一面に広がるお花畑。
登山道の入り口には、黄色の立て看板があります。
山の中の随所、分かれ道にも建てられているので、
地図がなくても迷うことはありません。
時には気分を変えて、この橋がある道を歩くこともあります。
ここでは馬を借りて散歩することも可能です。
↓ 上の写真の左奥にあるキャンプ場
Val Ferretのバス路線では、最も大迫力の景色を
堪能できる場所。
ここのレストランでトイレを借り、飲み物やアイスを
頼んで一息つくことも多々あります。
このギンギンに冷えた水を確保。
シャモニー側よりも、多くミネラル分を含んでいる気も。
お腹の弱い人は、避けた方が良いかも。
この日は、この登山道の入り口から山に入りました。
登山道に入らず、もう少し下るとキャンプ場があります。
この上の看板の山小屋を目指します。
後方を振り返ると、より一層大迫力の景色に
ノックアウトされます。
登山道は、視界が開けていて、凄く歩きやすい道です。
標高は反対側の山とは比べなれないくらい低いけど、
反対側の山の頂がよりはっきりと見え、天国への
階段を登っているような気も。
崩れ掛けの掘立小屋があるのですが、
ここで住めたら他には何もいらないかも。
年々面積が小さくなる大氷河。
花々も、景色の良い場所でより一層光り輝いています。
初心者、子供でも歩きやすい登山道。
時々は後方も振り返ってみましょう。
クールマイヨール中心街を見下ろすことが出来ます。
最高に素敵な景色が堪能できる山小屋までは徒歩15分くらい
だから、この山小屋に泊まるのなら、先にチェックインして
重たい荷物を置き、必要な荷物だけ持ったら、ここから
他の登山道を歩くのも良いかも。
Rifugio Bertone
大人気の山小屋なので、ネットで事前予約しましょう。
私は直前にしか仕事の休みが分からないので、いつも
前もって予約することが出来ません。そのため、いつも
現地で空きがないか確認するけれど、この日は私の前の
方で満室になってしまいました。😿
できるのなら、ここで住み込みで働きたいくらい。
私の滞在許可証では、フランス以外では働けないけれど😿
山小屋から、クールマイヨール中心街へ下る道は、
石がゴツゴツしていて、視界も開けていません。
来た道を戻り、途中から他の登山道を楽しむもよし。
単純に来た道を戻り、バス路線に戻って、
中心街へ下るもよし。
バス路線を歩いていくと、景色が良い場所にキャンプ場や
貸別荘などもあります。
Val Ferretで大絶景を一番堪能できるのが、
上でご紹介させていただいた山小屋か、このキャンプ場だと
思います。
Val Ferretは、できれば両方1泊ずつ泊まることを
お勧めします。
キャンプ場、山小屋に泊まるのは抵抗がある人は、
以前ロープウェイを乗り継いでシャモニ―側にアクセス
できる、ロ－プウェイの始発駅があった辺のホテルが
お勧めです。
↑ 夕暮れ時に大絶景を堪能しながら、
夕食を取るのなら断然こちらがお勧めです。
私的には、Val Venyに1～2泊。
Val Ferretに1～3泊。
そして、スカイウェイモンビアンコの中継点から
アクセスできるトリノ小屋に一泊。
その後に、ロープウェイを乗り継いで、
シャモニー側へ下り、フレンチアルプスを満喫
することをお勧めします。
シャモニー側もイタリア側も、山小屋は1泊2食付き
50～60ユーロ程で収まるから、
まとめて10日から2週間のお休みを取って
大自然の中で思いっきり
リフレッシュしてはいかがでしょうか？
次回は、シャモニー周辺の旅のモデルプランを
ご紹介させていただきたいと思います。
