バルセロナにある、カタルーニャ美術館の

美しすぎるステンドグラス。

 

暗めの色合いなので、拡大してみると

その繊細さがお分かりいただけると思います。

このステンドグラスを見るだけに訪れても、

十分価値あると思いますが、他にも

息をのむような美しい作品が一杯あります。

 

見どころが多いバルセロナでは、カタル-ニャ美術館を

訪れない人も多いのではないでしょうか?

 

こちらの家具も、今まで見た家具の中で、

一番美しいと思います。

 

毎月第一週の日曜日に無料になるだけでなく、

毎週土曜日の15時からも無料で見ることが可能です。

 

とにかくガウディの作品は、見学料が高いから、

無料で見える美術館は貴重。

 

ガウディがデザインした家具や、鉄柵なんかも展示

されています。カサ・ミラでも使われている家具も。

 

影まで併せて可愛らしい空間に

カサ・ビセンヌで使われていた一部

 

カサ・ビセンスは、建設当初は広大な庭園があり、

そこで使われていたものです。

残念ながら、広大な庭は切り売りされ、今では

小さな庭園のみ。

 

 

 

この時代、植物がステンドグラス、鉄柵、家具を始め、

あらゆる所にふんだんに用いられていました。

 

 

建物だけでなく、家具も細部に至るまで美にこだわり

抜いたものばかり。

 

一体、これだけ作るのにどれだけの月日がかかるのでしょうか?

 

 

 

 

家具も内装もシンプルなものが好きな人も多いだろうから、

ごてごてしていて好きじゃない人もいるだろうけど、

昔の方の美に対する拘りが分かる作品ばかりです。

 

 

何だか人の変顔みたいに見える家具。

 

こちらの作品も拡大してみると

モザイクでできているのが、お分かりいただけるでしょうか?

 

別のコ-ナ-では

 

これまた印象的な絵

陰謀説が好きな方には、たまらない絵かも?

 

不気味さが漂う絵

モノクロだからこそ、迫力が増している気が。

 

動きを感じる絵。何だか、本当に生きている気が。

 

戦争の悲惨さを訴えるコーナーも。

時には、アーティスとは政治家よりも、

多くの人々に影響力を及ぼすことが

できると思います。

 

日本でお金のために殺傷能力がある武器を作って

いる方々は、その先にどんな悲惨な未来が待っている

のか、真剣に考えてほしいです。

 

政治家たちも、戦争になったら自分たちは国外脱出を

図ると思っているかもしれませんが、ロシアの例を

見れば、ロシア国外に住んでいるお金持ちのロシア人は

資産を凍結されたり、牢獄されたり、自殺に追いやられて

いるのだから、万が一日本がどこかの国に戦争を仕掛けたら、

海外に住んでいる日本人ほど、危険な目にあいかねないのに。

 

私は、彼らのために自分の家族と離れて、日本に帰国せざるを

得ない状況に陥るのは、勘弁してほしいです。

 

この美術館の中で、この日傘の赤が印象的でした。

美術館併設のミュージアムショップでも、

この作品の小物が売られていました。

 

 

この作品は、犬など決してうまいとは思わないのだけど、

この絶妙な色合いは印象的でした。

 

風景画で一番印象的だった作品。

この色合いがたまりません。

拡大しても、どうやったらこんな素敵な色が出せるのか

分かりません。

 

上の絵と同じ人が描いたのかと思ったら、

別人でびっくりした絵。

 

 

もちろん、宗教画も数多く展示されています。

 

どちらかと言うと、クスッと笑ってしまえる

様な作品も多々あります。

 

全ての道はローマに通ず?

 

古ければ古いほど、繊細で完ぺきな美ではなくて、

ある一定時期の作品は、イタリアでも、フランスでも

愛嬌がある作品が一杯。

 

 

 

見どころは、上の階に集中しているので、

まずは階段を上り上の階から攻めては

いかがでしょうか。

 

 

小高い丘の上にあるので、ここから見る夕暮れ時の

バルセロナの風景もお勧め。

 

 

 

第一週の日曜日、毎週土曜日15時以降、
祝日以外の月曜休館。

5月ー9月 10:00-20:00, 10月-4月 10:00-18:00

 日曜・祝日10:00-15:00
Parc de Montjuïc, s/n, 08038 Barcelona
Metro: L1 または3 Plaza España
https://www.museunacional.cat/es