◇インナーチャイルドの本来の意味◇
インナーチャイルドって言葉、色んな解釈されてるけど私は魂の事だと思ってる。
だってそれ以外に言葉は私の中の辞書からは見つけられない。
よく幼い頃の自分だとかおかしな表現されてるけど、本質は全く意味が違う。
「小さい幼い子供」な、だけな訳が無いのだ。
だって人は皆、多かれ少なかれ魂の傷を生きていくうえで付けて生きている。
それはこの今の社会を生きる上では必須なのだ。
魂の真実とこの形成されている社会とは矛盾だらけなのだから。
勿論、過去世由来のモノもある。（過去世の解釈も私はちょっと違うけど、それはまた今度）
インナーチャイルドとは我々、人間の本質の純粋な部分、内なる子供、すなわち魂のこと。
我々、本質は本来フラットで善悪もないものである。
地球に生れ落ちるとき、その衝撃で傷つく子もいれば、幼少期の外的環境で傷を負う子もいる。
傷も様々だ。似た傷はあっても同じ傷は無いように思う。
だってそれが個性でしょ。
だから、インナーチャイルドの傷＝魂の傷
これを生まれた時から抱えた私がどうわたしと出会ったのか、を記録しようと思う。
◇魂の傷は自分の初期設定、すべては愛に帰すモノ◇
魂は乗り越えられない設定はしない。これは断言しよう。
ずっと、わたしは何処にいるのか分からなかった。
ずっと、わたしは何者なのか分からなかった。
ずっと、わたしは自分の気持ちが分からなかった。
ずっと、自分を見失っていた。どこに居ても欠乏感ばかり。
わたしはわたしが嫌い。
ここに私はいるのに、わたしは何処にもいない。
わたしはどこにもいない。
そんな感情を抱えて、３０数年生きてしまった。
だけどこれは私が決めたプロセスだった。
「私が自力で魂の本当の望みに辿り着くこと」 「自分で隠した自分自身を掬い取ること」
そうこれは私だけの魂の傷のプロセスの話だ。
＊身近な人から理解されなかったこと、無下に虐げられること、
＊どこまでも内省を促し自己肯定感をマイナスまで突き落とすこと、
＊人との関わり方を困難にすること（衝突や、嫌がらせ、恐れ）
これが私の幼少期。特に母親との関わり方が大きい。
気性の激しい母のもとで育ちました。もちろん手も上げられた。
これを裏返すと、見方が変わる。私が学びたかったことが分かる気がする。
＊どんな人にも愛（真心）をもって接すること、常に真摯でいること
＊自分を律したうえで、自らの手で「私はわたしである」と認め、自ら輝くこと
＊人を本質で見る力を養うこと、感情の原因が何処から来ているか客観的に分析すること、
そしてありとあらゆる愛のカタチを知ること
◇母が大役をかってくれてたことに気づく◇
そうだ、全部自分で仕組んだストーリーに過ぎない。
不自由さ、理不尽さを幼いころから学んだから、それを愛に転換できるようになるんだね。
幼かった私には辛い思いをさせた。孤独な思いをさせた。ごめん。
だけど耐えた私は多分弱くて、強くて、偉い。
そして、「その役」をよくやってくれた一番の人は母だ。
私の魂の望みのために、辛い役をかってくれた。
ずっと、誰かに何かされても恨む気持ちが一切無かったのは「そういう設定」がわたしには最初から分かっていたからだ。
そこには愛しか答えがないことを分かっていたからだ。
母は愛し方を間違えた不器用な母親役として役を全うしてくれたことに間違いない。
今は感謝しかない。愛しかない。
私の魂は正直賢い。自分で言うのもなんだけど賢い。謎の賢者なみに賢い（？）
そして知りたがりだ。常に本質だけを追い求める。
人間とは？地球とは？生きるとは？
魂の傷もただのexcitingな知的遊戯でしかないのだろうね。
渦中のこちらはまぁまぁしんどいけども・・・
◇インナーチャイルドの声が姿が初めて見えた日◇
去年の１１月のある日、８年ほど前にヒプノセラピーを受けたことをふと思い出していた。
その時に言われたことに違和感を感じたから。
「３歳以下の記憶を思い出すことは困難なケースが多い」
はい、違和感。
じゃあさ、０歳のころからインナーチャイルドボロボロ初期設定の私は救えないってか？
（インド占星術では土星期から始まってるし、数秘は9から始まってるし、全部「終焉」から始まってるがな…）
いや、やり方あるだろう？他の人だって０歳から傷の子もいるだろうよ。
なんで？と頭の中に問うと、何故ならば時間軸は人間だけのモノ、記憶は時間を超える。と。
確かに時間軸は地球にある設定で、人間だけの設定だ。
むしろ心の設定と言ってもいいだろうか。時間という名の固定概念。
じゃあ、試しにちょっと想像してみよう。
私の魂が肉体に入る前に戻ってみた。
母を見る。
実は母は子供を二人、義母により無理やり人工中絶させられている。
嘆いている。傷ついている。私には計り知れない、悲しみだろう。
多分私は肉体を持つことが叶わなかったこの子たちのために、私がこの母を癒すために降りようと選んだ。
まぁまぁ意気込んで…(笑)
生まれた。数か月は良かったはず。だって私だけのお母さんだったから。
そこから新たなる想定外設定がやってくる。
弟の誕生だ。
多分０歳の私、想定外…
物心つく前から弟にその役割を奪われることになる。
さらには母だけでは二人の赤子の世話は無理だからって父方の要望で、早く生まれてもう首座ってる方は父方の実家に数か月？預けることに。
待てよ、どこ連れてくねん。なんでやねん。何食わせんねん（？）
傷つくの当たり前でした。
だってお母さんを喜ばせたくて生まれてきたのにいきなりぞんざいな扱い、ないわ。
しかもいきなり知らない他人に預けられるとか意味わからなすぎる。
父方の実家は今でもあまり好きではありません。
色々雑なんです。お察しください。な扱いだったと思います。
何食べさせてたんだ…？あの家のにおい嫌い。
弟が落ち着いて家に帰ってきたころに母に聞いた話だと謎の引きつけを良く起こしていたそうです。
そして可愛い弟は母に溺愛されるのでした。
何されてたかはもうどうでもいいけど、かくして私のインナーチャイルド（魂）はボロボロからスタートするのであった。
ここまで辿ってみた時、目の前に白い小さなフワフワした光る玉が見えた。
その玉は言葉は喋らない。
テレパシーみたいなので泣いて私に言う。
「私の座る席がない、居場所がない」
初めてわたしの本当の声を聴けた瞬間だった。
涙が止まらなかった。とんでもなくわんわん泣いた。
ずっとよく自己対話で自分に話しかけましょうというのがあるけど、私は中には誰もいなかったから。
いないというか、想像できなかったのはこの子だったからか。
やっと、やっと見つけた。わたしの本音を見つけた。
今の私の根源とも言えるこの子を見つけた。
ずっと会いたかったの、遅くなってごめんね。
こんなところに置き去りにしてきてしまったのは私だけど、これは見つけるのが難しいよ。
分離してしまったわたし。
今だから、今の私だから見つけられたんだと思う。
人それぞれプロセスは違う。だからこれでいい。
居場所がないと泣く白い光玉に小さい椅子を用意して私の隣に座らせた。
少し満足そう。そうだよ、私の隣はきみだね。私も安心したよ。
そこから私のちゃんとした自己対話が始まった。・・・全部テレパシーなんだけど？
しかも赤ちゃんみたいで嬉しい、悲しい、楽しい、苦しいって感情を伝えてくるだけ。
なんかバケモノの子のチコちゃんみたいな妖精？？？
まぁ焦らずにゆっくり会話をしようね。
そこから紆余曲折あって、しばらく何故か丹田に住んでてそのあと、最近はハートの中にちゃんと戻ったようです。
という感じで、私のインナーチャイルドは０歳に置いて来てしまったわたしです。
だから白い光の玉なのかな？
何回想像しても人型にはならなそうで。まぁこれでいいのです。
初っ端から魂と分離してるとか、そりゃ恐ろしいほどの孤独感と不安感は当たり前です。
さらにその不安に追い打ちをかける母親。
私良く生きていたなぁ。よく変な歪みが出なかったなぁ。いや、ブレブレの不安定な精神力は手に入れた。
まぁ全部魂が決めたことだろうけどさ。
最近は揺らぎも落ち着いてきたように思う。
ちゃんと少しは魂とコンタクト取れてるからだと思う。
まぁまぁ規格外のことを言い始めるから、面白いけど。それやるの私だよね？？ってなる。
インナーチャイルドは面白いと思う。
最近フワフワの形が変わってアメーバみたいになってる気がする・・・知らんけど。