竹橋に行った時、パレスサイドビルの道路を隔てて
東側に位置する丸紅に行った。
2021年11月にオープンした3Fにある丸紅ギャラリーに
行くのが楽しみ❣
これまで丸紅が所有するコレクション展が開かれたが、
5回目で初めてコレクション以外の企画展が開かれていた。
タイトルが「濱野年宏 伝統と現代のハーモニー」!
あらためて85歳になる濱野年宏氏のことをWikiより引いておこう。
高松市在住の芸術家。
1971年美術団体翏(RYU)を創立し、教育と文化を両翼とした芸術運動を展開。
15年の歳月をかけて取り組んだ奈良中宮寺新御殿芸術プロジェクトをはじめ、
環境芸術としての壁画、天井画、彫刻モニュメント、環境芸術、庭園などを制作・デザインすると共に、国内外の主要な国際展において数多くの賞と承認を受け、
受勲も重ねる。
英国ノーサンブリア大学名誉博士、ポーランド国際版画協会名誉委員、
リュブリャーナ国際版画センター名誉委員、リュブリャーナ大学教授会名誉理事、
クラクフ美術大学名誉博士、スロベニア科学芸術アカデミー国外会員、
カトヴィツェ美術大学名誉教授。
スマホでQRコードを読み込めば解説が聞かれるようになっていた。
春夏秋冬の草花図を背景に聖徳太子の生涯を描いた総延長36メートルの
《聖徳太子絵伝四季図大屏風》(2005年、奈良・中宮寺蔵)は
15年の歳月をかけて制作した代表作。
本展では、この大屏風のうち「春の部」と「夏の部」が
展示されていた。
ここまでは撮影可であったが、
千利休が建てた茶室「待庵」や織田有楽斎が建てた「如庵」(いずれも国宝)
を描いた作品は撮影不可だった。
抽象表現で描かれていたが、「わびさび」が見事に表現されていた。
これらは、簡素さと精緻さが同居する
「日本の美」のあり方を感じとれる作品だった。
印象的だったのが、《如意輪観世音菩薩キリク御像》。
中宮寺の本尊である如意輪観世音菩薩をモチーフに、
身体は梵字のキリクで象形化されて、
顔は写実的に緻密な筆で描かれていたことである。
さまざまな要素が調和され、素晴らしい展覧会だった。
詳しくは、
そして、
Youtubeさんよりいただきました。
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