あと少しで終了の練馬区立美術館で開催中の
「生誕120年 大沢昌助展」に行った。
(会期:~6/18(日)
これまで大沢昌助の作品は、
練馬区に縁ある作家のひとりとして、
練馬区立美術館で観たことがあって、
惹かれるものがあった。
その展覧会のことは、こちら。
加えて、大沢昌助の作品が練馬区立美術館で初期から晩年まで
多数保管されている様子をYouTubeでみた。
他にも、パブリックアートとして、
ナマで観られる壁画が都内にあった。
世田谷区役所の壁画(2023年改築される)
東京都議会議事堂 ロビー壁面 1991年1月完成
今展覧会の看板に使われた。
旧国立競技場にあった『人と太陽』。
これらは新国立競技場へ移設された。
東京で生まれた大沢昌助(1903-1997)は
93歳で亡くなるまで、数多くの作品を残した。
明治時代に幼少期を過ごし、
大正時代に学生(東京美術学校西洋画科主席で卒業)
として絵画を学び、昭和、平成の時代に
アーティストとして絵を描き続けた。
今回の展覧会はその半世紀以上にわたる創作活動を
約130点の作品で広く客観的に鑑賞できた。
(構成)
第1章 1920年~1950年代 抽象前夜-創造と挫折と
第2章 1960年~1970年代 抽象への開花
第3章 1980年代~1997年 変心と変奏
ロビーもレプリカ?だろうけど、撮影可の作品が展示されていた。
この作品が気に入った。
クラシック音楽を聴きながら描いたこともあった、という。
奥様はピアニストでもあったからか。
とにかく亡くなる直前まで精力的に描いたのは
すごい。
他にも死の直前に描いた作品が未完ではあるが
会場内にあった。ある意味未完とは思えなかった。
気にいった作品のポストカードを購入。
「水浴」1941年
「公園」1948年 油彩 画布 97×130cm
「真昼」1950年 油彩 画布 116.8×91cm
抽象画に変化していく前の作品。
その後、シンプルでモダンな具象と抽象の混交から、
抽象画に移行していく。
第3章にある作品
「変わっていく繰り返し」1981年頃 油彩、カンヴァス
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