猫の絵画は、たくさんあって、
さまざまな有名作家に描かれた
私の推し猫の絵画の記録です。
まずは洋画部門。
19世紀に活躍した印象派を起点に、
人々は自由な題材で絵を描き始める。
写真の登場もあり、
200年以上続いた西洋絵画の
「正確に描く」という価値観が完全に崩れ始め、
「より個性的な絵」が重視される時代が到来。
もちろん、猫の絵もどんどん個性的になっていく。
ピエール=オーギュスト・ルノワール
『ジュリー・マネの肖像、あるいは猫を抱く子供』1887年
因みに
ジュリー・マネ(Julie Manet、1878-1966)は、
フランスの画家、美術収集家である。
エドゥアール・マネの弟の画家、
両親や叔父の絵のモデルになった女性であった。
幼い頃から両親や叔父の絵画にしばしば描かれた。1
892年に父親、1895年に母親を亡くし、16歳で孤児になり、
マネの友人の文学者、ステファヌ・マラルメが後見人となり、
従妹たちと暮らした。家族の友人だった画家、ピエール=オーギュスト・ルノワールらからも支援を受けた。
1900年の5月に、印象派の画家アンリ・ルアールの息子で、
画家、版画家のエルネスト・ルアール(Ernest Rouart:1874-1942) と結婚した。
画家として、母親のスタイルを継承し、
知人や友人の女性の肖像画を描き、
陶磁器の絵柄もデザインした。
夫と共に叔父の生誕100年の回顧展や、
ドガや母親の回顧展などの開催に関わった。
夫との間に3人の子供が生まれ、
子供たちの時代に、ジュリーの受け継いだ
マネやベルト・モリゾの作品などが美術館に寄贈された。
1987年になって、ジュリー・マネの10代のころの日記が
「Growing Up with the Impressionists: The Diary of Julie Manet」のタイトルで出版され、印象派の画家たちの生活や思想を知る資料となった[
ピエール=オーギュスト・ルノアール『猫と女性』
「猫を抱く少年」
ジョアン・ミロ『小さなネコ』1927年
ボナール「猫と女性」
ピエール・ボナール
「白い猫」
「机の上の子猫たち」
アルフレッド・ブルネル・ド・ヌーヴィル
「ロブスターと猫」
パブロ・ピカソ
メアリー・カサット
「猫を抱く」
どれも素敵ですが、
作家の作風によってとらえ方がいろいろです。
次は日本人画家が描いた猫の絵画といきます。
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