人込みの多い新宿で、同じ新宿でも、
SOMPO美術館のある辺りは空いていた。
新宿のSOMPO美術館で開催の「絵画のゆくえ 2022」
に行った。(会期:2022.01.14(金)- 02.13(日)
公益財団法人SOMPO美術財団が
2013年に創設した公募コンクール『FACE』は、
年齢や所属を問わない新進作家の登竜門として
開催されてきた。
今回は、FACE2019からFACE2021までの
3年間の「グランプリ」「優秀賞」受賞作作家たち12名の
近作・新作約100点を展示し、
作家たちの受賞後の展開を紹介されていた。
同館所蔵作品となった「グランプリ」受賞作品2点
(庄司朝美《18.10.23》
《18.10.23》2018年 油彩・鉛筆・アクリル板 200×170cm
パステル・スプレー・エアブラシ・キャンパス 130×162cm
魏嘉《sweet potato》)も併せて展示中だ。
初の外国人受賞者となった魏嘉は
《sweet potato》や《How many pills do I take every day?》など
グラフィック的な表現が印象的。
「その時々に描きたいものを描いているが、
今後は伝統の文学、民俗学、社会課題など様々な興味を持つテーマに挑戦・試行したい」などと語っている。
FACE歴代最年少(21歳)
部分拡大
遠くから見ると、線に見えたが、漢字だった。
私なりに印象深い作品を記録しておきたい。
モノクロで、光輝く都会の六本木の夜の風景。
この景色は昼間には見る風景だったが、夜は出歩かないので
こうなんだ、と思った。
六本木は好きな街である。
実は、私『古俣』さんに
オーディアンス賞に投票していたのであった。
町田帆実
絵画とともに、社会や多様性ある時代の
いろいろなテーマを考える素敵な展覧会だった。
次回のFACE展 2022も行く予定。
2022.02.19(土)- 03.13(日)
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