練馬区立美術館で開催中の
”まるごと馬場のぼる展-描いた つくった 楽しんだ ニャゴ!”
(会期~9/12(日)に行った。
馬場のぼる(1927 -2001)
絵本「11ぴきのねこ」シリーズで知られる漫画家・馬場のぼる(1927~2001)。
馬場は青森県三戸町に生まれ、1949年漫画家を目指して上京する。
1950年には少年誌でいち早く連載漫画を手がけ、
手塚治虫、福井英一とともに「児童漫画界の三羽ガラス」
と呼ばれるほどの人気を博した。
児童漫画界の主流が活劇モノに変化し始めると、
大人向けの漫画雑誌に連載しながら、
徐々に絵本の世界に活動の場を移す。
1967年に刊行された『11ぴきのねこ』(こぐま社)は
累計でおよそ460万部となるロングセラーとなり、
現在まで絵本のみならずキャラクターグッズや
人形劇など様々な媒体を通し、世代を超えて愛されている。
(展示構成)
A. 11匹のねこ 全員集合 ニャ!
B. スケッチ: 見つめて描いた!
C. ルーツをたどる 幼少期から漫画家デビューまで
D. 漫画を描いた! 児童漫画から大人漫画まで!
E. 絵本を描いた! 5つのキーワード
F. 描いた! 作った! 楽しんだ !
G. 最後の絵本 ぶどう園のさん
会場内では、馬場の絵本やマンガの仕事を紹介。
50年分のスケッチブック、
自身の楽しみのために制作した絵画、
立体作品を展示。また交友関係などにも光を当て、
「描いてつくって楽しんだ」
ひとりのマンガ家の軌跡を辿ってあった。
例によって購入した図録より、印象深い作品。
紙ふうせん(小学校5年 作) 画力が素晴らしい。
手塚治虫とは無二の親友で、自身のマンガにも鉄腕アトムを登場させた。
名画の中にいる 11匹のネコ。 (o^―^o)ニコ
他にも、街で見かけた人々や庭の花、
新作のアイディアなど、日々の視点や試行錯誤の跡を
垣間見る。
年がら年中、直接に漫画や絵本とは関係ないことまで
絵を描いていた様子がわかった。
そのことが、彼のイマジネーションを高めていたのかもしれない。
そして、2Fに設けられた特設ショップでは買い物客でいっぱいだった。
どれも可愛いから。
購入した土鍋。
図柄に和みます。
【開催概要】
会期:2021年7月25日(日)~ 9月12日(日)
休館日:月曜日
開館時間:10:00~18:00 ※入館は17:30まで
観覧料:一般 1,000円、高校・大学生および65~74歳 800円、
中学生以下および75歳以上無料(その他各種割引制度あり)
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