居場所はどこにある？

東京藝術大学大学美術館 陳列館で開かれている

「居場所はどこにある？」を観た。

 

コロナ渦以降、

人間たちは、社会や国、民族など、自分の居場所について、

これまで以上に意識することになった。

 

展覧会「居場所はどこにある？」では、

アートを通して私たちの居場所について考える、であった。

自分にとっての居場所について、あるいは居場所がないこと、

居場所を探していることを物語る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

家族とは？

コミュニティとは？

アイデンティティとは？

 

コロナ渦によって、浮彫りになった、自明でない、しかし

誰もが切望する安全な居場所について模索する。

 

オーディアンスは少なかったが、それぞれの方が

時間をかけてじっくりと鑑賞していた。

私も同様だった。

 

私が表現の方法で印象的だったのは

 

竹村京&鬼頭健吾の夫婦別姓の作品だった。

 

刺繍で、一部あらわしていた。

 

社会的視点の作品と個人の関係性や内面を捉えた

作品のバランスが良かった。考えさせられた。

否定的にとらえることなく

未来への希望をみつけよう。

 

会場

東京藝術大学大学美術館 陳列館
東京都台東区 上野公園 12-8 東京藝術大学

会期

2021年6月1日（火）ー6月20日（日） ※月曜休館

時間

10:00ー17:00

アーティスト

磯村暖　UGO　岡田裕子　小林勇輝　竹村京&鬼頭健吾　中谷優希　

松田修　MOM+I　室井悠輔　リー・ムユン

キュレーター

荒木夏実（東京藝術大学美術学部准教授）

主催

「居場所はどこにある？」実行委員会

助成

東京藝大「I LOVE YOU」プロジェクト2021

 

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