日本橋に行った時、「凧の博物館」に寄った。

 

ここは以前に大学のOB・OG会で催されて

来たことがあったが、その時は日本橋の老舗洋食店

たいめいけん」の5階にあった。

 

凧は3000点近くあるそうで、所狭しと置かれていた。

 

今は「日本橋1丁目再開発計画」に伴い、

仮店舗で営業している「たいめいけん」。

 

2026年にはリニューアルオープンされるそうだ。

 

そこにあったビルの「凧の博物館」も

別にビルの1室を借りて開いていた。

 

「凧の博物館」は1977年11月に

日本橋の老舗洋食店「たいめいけん」の

創業者、故茂出木心護(もでぎ しんご)氏が、

趣味で集めた凧を展示した施設で、

日本の凧のみならず海外の凧もある。

 

彼はフランス旅行で

エッフェル塔で凧あげを試みたが、フランスの許可が下りなかった、

というエビソードを先輩から聞いた。

 

現在の「凧の博物館」は、借りている関係で制約があり、

そのすべてを陳列することができないそうだ。

 

それでも、以前よりゆったりと置かれて見やすくなっていた。

 

「たいめいけん」の茂出木心護さんは。

西洋料理の達人であり,凧揚げの名人でもあった。

 



心護氏が少年時代には凧揚げは遊びのひとつだったのに、

だんだんポピュラーな遊びでもなくなっていくことに

危惧を感じたそうである。

 

そこで、まず、心護氏の凧コレクションを中心にして、

少しずつ、凧の愛好家を募って、凧遊びの文化と、

凧そのものを保存していこうと決意なさった。

 


ここには、江戸錦絵凧など日本全国各地の昔から伝わる郷土色豊かな凧や,

 

工夫をこらして新しく創作された凧などが数多く展示されていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

また中国やアジア諸国などをはじめとした世界各地の凧もあった。



 
 

日本の伝統的な絵の流れを組むような素敵な絵画、アートだった。

 

 

また、小型のたこを集めた一角には虫眼鏡でしか

見えないような極小の連だこがあった。

 

これは、火鉢の熱気で揚げるらしい。

 

大空でなく、室内でちまちまと凧揚げするとは、

国土の狭い国、ものづくり技術の高い

日本ならではの考えなのでしょうか?

            心護氏の銅像


コックという仕事を愛し、凧を愛した心護氏、

こうした凧に囲まれて飾られて天国で見守っていらっしゃることでしょう。

 

それにしても「心護」っていい名前と思います。

 

今回はコレクションのすべての展示ではなかったが、

 

「たいめいけん」のビルが建ち、リニューアルされたら、

 

食べに行って、また「凧の博物館」に来よう、と思う。

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