新宿・中村屋サロン美術館展示室1・2で行われている
浅見貴子展「変容のプロセス」を視た。
会期~4月11日(日)
10:30~18:00(入館は17:40まで)休館日毎週火曜日
梅 1101 墨・顔料・膠・樹脂膠・雪肌麻神 235.0×280.0cm
梅の木 1907 墨・樹脂膠、白麻紙 203.0×265.0cm
景 muison-so 墨・顔料・樹脂膠、雪肌麻神 205.0×75.0cm
精 2000.1 墨・顔料・裏箔・樹脂膠、雪肌麻神 265.0×366.0cm
宿り木のある梅の木 墨・顔料・樹脂膠、白麻紙 <特別出品>
左:錦木 墨・顔料・膠・樹脂膠、白麻紙
右: 花蘇芳 墨・顔料・金泥・樹脂膠、雪肌麻紙
そして、
網戸越しの風景を描いた《gray net》シリーズのひとつ。
全体を通して言えることは、
庭の樹木をモチーフにしたほとんどが大きな作品だった。
最初に観た時は、水墨画かと思ったら、そうではなかった。
裏側から描く、ということで、これまでの絵画にない技法で描かれていた。
裏から真実を重ねていって「変容」して何かが生まれる。
白黒だけでなく、粉末の顔料の黒を混ぜたそう。
古い樹木は、経年で、劣化ではなくて、
それぞれに特徴があって美しく思える時がある。
生命力あふれる枝ぶり、古い樹木だから来年はないかもしれない、
そんな瞬間を、ほとんどモノトーンだが、力強く絵画にしてあった。
自然に対する敬意を感じた。
作者の経歴
この展覧会の入場者(入館料300円)には、1割引きで
中村屋カリーパンが買えた。
買った揚げたての中村屋カリーパンとピロシキ。
とても美味しかった。
アクセス
- 所在地
- 〒160-0022
東京都新宿区新宿3丁目26番13号
新宿中村屋ビル3階
- <JR線をご利用の方>
- 新宿駅東口から徒歩2分
- <東京メトロ丸ノ内線をご利用の方>
- 新宿駅A6出口直結
以前と比べると
どこも人出が多くなり
忙しそうですが、
コロナ感染防止対策は
引き続き手を抜かず
気をつけながら過ごしましょうね❣️
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