今日は歌舞伎の日(2/20) | Studio Kanons memory スタジオ かのんズ メモリー

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1607年(慶長12年)のこの日、

出雲阿国(いずもの おくに)が

江戸城で将軍徳川家康や諸国の大名の前で

初めて「かぶき踊り」を披露した。

 

出雲の阿国が踊っている絵画

           京都国立博物館収蔵『阿國歌舞伎圖屏風』六曲一隻、

           紙本金地著色(出雲阿国を描いた最古の屏風絵)。

 

出雲阿国は、安土桃山時代の女性芸能者で、

 

少女による小歌踊り「ややこ踊り」を基にして

 

「かぶき踊り」を創始したことで知られており、

 

この「かぶき踊り」が様々な変遷を得て、

 

現在の「歌舞伎」が出来上がっている。

 

 

 

 森田曠平作、“出雲阿国”
 

阿国の服装は有職故実の確かな知識に基づいているので、

江戸の初めの頃、一世を風靡した

出雲阿国の“かぶき踊り”はこの
絵のようなものだったのだろう。

 

金地に映える濃い紫の袖なし胴服と

その下の豪奢な衣装に釘付けになる。

 

とにかく尋常でない異様な格好をするのが

“かぶき者”の心意気だから、

男装した阿国は思いっきりファッショナブルにきめている。

 

首から下げてるロザリオは信仰とは関係なく、
かぶき者が身につける定番のアクセサリー。

帯にはひょうたんや南蛮人蒔絵が施された印籠をさげる。

 

出雲阿国を演じた坂東玉三郎のポスター。

 

そして、

「かぶき」の由来は、

「傾く(かたむく)」の古語にあたる

「傾く(かぶく)」の連用形を

名詞化したものだと言われている。

 

派手な衣装や一風変わった異形を好んだり、

常軌を逸脱した行動に走ることを指した語で、

特にそうした者たちのことを「かぶき者」とも言った。

 

「かぶき踊り」は、

そんな「かぶき者」の

斬新な動きや派手な装いを取り入れた踊りであった。

 

                  安政年間の市村座

 

2代目歌川豊国 画「踊江戸絵栄」大判錦絵三枚続物。

安政5年7月(1858年)江戸・市村座上演の「暫」を描いたもの。


 

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歌舞伎をナマで見たことがある人は、

エンタメとしては少ない割合と思います。

 

もともと歌舞伎興行は、

 

熱心なファン(贔屓すじ)が支えていたのではなく、

一生に一度は見てみたいという人や、

東京への観光客(海外からも含む)、

そして何よりも団体客で成り立っていました。

 

最近のコロナ禍中では、団体客は望めません。

 

 

 

歌舞伎が世界進出を願うならば、

名と実が一致していない

世襲制という制度や

門閥制度も疑問に思います。

 

封建的な制度より

現代社会に即応する制度となるべきです。

 

現に伝統芸能の能/狂言は、

そうではなくなってきています。

 

視点を変えて、

 

品格と演技力と後輩の育成に貢献している

大御所「人間国宝」に目を向けてみます。

 

〇二代目中村吉右衛門
 

〇七代目尾上菊五郎

 

〇女方では、

その美しさも芸も当代一と言われる五代目坂東玉三郎 。

 

 

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