江戸東京博物館で行われている
The Pioneers Masters of Edoｐainting を
鑑賞した。
2020年04月025日(土)〜06月21日(日）
江戸時代の京、大坂、江戸、その他の地域など地域別で絵師を紹介。
会期短縮により、33人の絵師の86点の展示（一部展示替えあり）だった。
ここでは、私見ですが、印象深い作品を掲載しておきたい。
【狩野山雪 龍虎図屏風】個人蔵
【円山応挙 淀川両岸図巻】東京都・アルカンシエール美術財団
下部の風景は逆転してひっくりかえっている。
重要文化財【祇園井特 鈴屋大人像】(本居宣長）三重県・本居宣長記念館
葛飾北斎
桜に鷲図神奈川県・氏家浮世絵コレクション（鎌倉国宝館内）
【葛飾北斎 弘法大師修法図】東京都・西新井大師総持寺
【葛飾北斎 上町祭屋台天井絵 女浪】長野県・小布施町上町自治会（北斎館寄託）
葛飾北斎 東町祭屋台天井絵 鳳凰図】長野県・小布施町上町自治会（北斎館寄託）
加藤信清 出山釈迦図】東京都・天真寺
単眼鏡で見ないと分かりませんが、線は経文の文字で描かれていた。
【鈴木基一 紅葉狩図凧】個人蔵（兵庫県・滴翠美術館寄託）
【鈴木其一 達磨図凧】個人蔵（兵庫県・滴翠美術館寄託）
【歌川国芳 水を吞む大蛇】個人蔵
水を吸い込んいるヘビ
【蠣崎波響 御味方蝦夷之図 イコトイ・ションコ】北海道・函館市中央図書館
【菅井梅関 雪中紅梅図】個人蔵
【河鍋暁斎 惺々狂斎画帖】埼玉県・河鍋暁斎記念美術館
【白隠作 布袋図】東京都・永青文庫
【絵金 伊達競阿国戯場 累】高知県・赤岡町本町二区
【絵金 播州皿屋敷・鉄山下屋敷】高知県・赤岡町本町二区
躍動感ある歌舞伎の舞台絵
【片山楊谷 竹虎図屛風】個人蔵 虎の毛の一本一本の細かい描写
江戸時代、鎖国の時代に合って、独自の道を模索し、
新境地を切り開いた「奇才」絵師たちによる
日本独自の文化が花開いた江戸絵画を堪能した。
この衝立で記念写真が撮れるようになっている。
youtubeさんより会場内風景
入館に際しては、
来場者全員の検温と手の消毒が行われていて、
感染症の拡大防止のために、入場者数を制限する場合もある。
私は、平日の午後だったためか空いていて
、また会話も控えるよう要請されているからか、
展示室内も静寂な環境で鑑賞できた。
いつも、こういう環境で鑑賞できる、と良いのだけど、
これまで、おしゃべりしながら鑑賞する人々が多かったから。
しかし会期が大幅に短縮されたため、
今後、入場者が集中し、閉幕に向けて混み合う可能性も考えられます。
最新の状況については江戸東京博物館の公式Twitterアカウントをご覧下さい。
6月21日まで開催されています。
おすすめします。なお東京展を終えると、
山口県立美術館（2020年7月7日～8月30日）、
あべのハルカス美術館（2020年9月12日～11月8日）へと巡回します。
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