ドナウ川の河岸の都市、


ブダ(丘の上に王宮のある川の右岸)と


ペスト(市街地のある左岸)が橋で結ばれて

.
出来たブダペスト

街はその美しさから「ドナウの真珠」と称えられてきた。

ブダの丘の南側に位置する標高235mの小高い丘に
漁夫の砦がある。

 


三角錐のとんがリ屋根が可愛い。

ドナウ川とペスト地区が一望できた。

ドナウ川に沿ってネオロマネスク様式で建造された。

砦といっても戦いに使われたものではなく、

マーチャーシュ教会を改修した建築家シュレックが

町の美化計画の一環として建造したものだ。

 

この名は、かつてここに魚の市が立っていたことや、

城塞のこのあたりはドナウ川で漁を営む漁夫たちが守っていたことなどからつけられた。
白い石灰石でできた建物自体も幻想的で美しいが、

ここはドナウ川と対岸に広がるペスト地区を一望できる絶好のビューポイントでもある。

 



漁夫の砦の最初に階段を上って門をくぐった所に、
ハンガリーの初代国王、イシュトヴァーンの騎馬像が建っている。
初代国王だけあって市内至る所に彼の立像が見られた。


聖イシュトバーン像 

 

 

漁夫の砦に隣接しているマーチャーシュ教会、

正式名称は「聖母マリア聖堂」。

 

豪華絢爛たる内部。

 

 

 

最初はゴシック様式であったが、

見所は石の塔の細かい装飾やモザイク屋根、

そして内部のフレスコ画とステンドグラスであり、
とても美しい建物だった。


後方はヒルトン・ホテル

オーストリアの傀儡政権(オーストラリアとハンガリーの二重帝国)

となった当時のハンガリー帝国で、
フランツ皇帝と

宝塚歌劇でも知られる、

オーストリア・ハプスブルク家の実質的な最後の皇妃エリザベート(通称シシィ)

がハンガリー王妃として、夫フランツ・ヨーゼフ1世が

ハンガリー国王として戴冠式をあげたのが、

この「マーチャーシュ教会」。


王妃という制約された中に、自己の生き方を確立していった、
美貌のエリザベート皇妃(1837-1898)は、

オーストラリアやハンガリーでは今もなお人気者。

乗馬が得意だったエリザベートの横すわりしてジャンプした絵画

 

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