江戸東京たてもの園に、7月初旬に行った時のこと。
江戸初期の慶安5年(1652年)に建てられた
三代将軍徳川家光の側室、自証院(お振りの方、石田三成の曾孫)を祭った霊廟。
東京市ヶ谷の円融寺自証院の中に建てられたものを移設。
極彩色の彫り物や金具が施されている。
江戸城や日光東照宮を建てた
幕府大棟梁甲良宗賀による華やかな霊廟建築。
東京都指定有形文化財(建造物)
あらためて、江戸東京たてもの園を解説しておきたい。
江戸東京たてもの園は、失われてゆく江戸・東京の歴史的な建物を移築保存し展示する目的で東京都小金井市の都立小金井公園内に設置された野外博物館。
東京都墨田区にある東京都江戸東京博物館の分館である。
高い文化的価値がありながら現地保存が困難となった江戸時代から
昭和初期までの30棟の建造物を移築復元し展示している。
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