ニュルンベルクは古くからの伝統ある都市で、
バイエルン州北部にあり、州都ミュンヘンに次いで2位、ドイツ国内で14位の規模である。
第二次世界大戦で、中世の面影を残すオリジナルの建物が90パーセント破壊されたが、
城壁に囲まれた旧市街は中世の面影を残す美しい町並に復元されていた。
ニュルンベルク到着後、ツアコンに案内してもらったが、それ以外はほとんど自由時間。
時間の関係で内部の拝観はできず、外観だけの撮影となった。
〇カイザーブルク城(独:Kaiserburg、
神聖ローマ帝国の皇帝は、一か所に留まらず居城を移しながら政治を行っていた。
アルトシュタットの北端に立ち、丘の上にそびえたつ要塞、カイザーブルク。
皇帝の城という名前を持つこの中世の古城はニュルンベルクの街を眼下に見下ろす位置にある。
丘の上にあるこの城は1040年ころ、ハインリヒ3世によって建てられ、要塞として使用されてきた。そのあとコンラート3世によって改築され、神聖ローマ皇帝の居城となり、帝国議会の議場にもなって、重要な城として歴史の中心にあった。
あいにくの雨で、ここへ行くには急激な坂道をすべらないように
アルトシュタット(旧市街)をそぞろ歩きだった。
〇デューラーの家(独:Albrecht-Duerer-haus
ドイツ絵画の父と呼ばれ、アルブレヒト・デューラーが半生を過ごした家。
1509年にこの木組みの家を買い、以後死ぬまでここで多くの名作を描いた。
隣接して展示館があり、記念館として公開されている。
〇ハウプトマルクト(中央広場) (独: Hauptmarkt
旧市街の中心部に位置する中央広場。
広場の周りにはみやげ店やレストラン、オフィス、商業ビルなどがあり、
東側にフラウエン教会がそびえている。
北西側には、高さ19mの塔がある美しの噴水(Schöner Brunnen)がある。
この広場では、日曜と祝日以外は青空市場が開かれ、新鮮な果物や野菜、花、パンや他のグッズを販売するカラフルな屋台が並ぶ。
有名なクリスマスマーケットやいろいろなイベントが開催される。
〇フラウエン教会(独:Frauenkirche)
正午になると、正面の壁に取り付けられた仕掛け時計(16世紀初めの製作)が動き出し、皇帝と7人の選帝侯が登場する。
〇黄金の噴水塔「美しの泉(Schöner Brunnen)」
〇職人広場
ガラス工芸や陶器、錫製品などが売られていた。
〇聖セバルドゥス教会(独:Sankt Sebalduskirche
2本の尖塔が印象的…
1225年に守護聖人である聖セバルドゥスを祀る教会として建設された
後期ロマネスク様式の教会。
ここは、私だけでなく誰もが好きな曲パフェルベルのカノンの作曲者
ヨハン・パッフェルベルのゆかりの教会だった。
また、ニュルンベルクは、ナチス政権が最初の大会を開催した都市であり、それゆえナチス政権要人を裁く「ニュルンベルク裁判」が行われたことでも知られる。
さらに、ワグナーの『ニュルンベルクのマイスターシンガー』の舞台としても知られる。
さて、ニュルンベルクを後にして、専用バスは、ミュンヘンへ走った。
ホテル到着は午後9時半過ぎだった。
ドイツは午後8時過ぎまで明るいが、ホテル周辺は真っ暗だった。
続きは
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