サンクトぺテルブルグ空港から、アエロフロート便でモスクワ空港着。
そこからから専用バスで2時間半のモスクワ郊外セルギエフパサードに行く。
高速道路の車線は片道9車線で、国土が広いことを、こんなことからも感じる。
モスクワ郊外に教会を中心とした古都が何個所かあり黄金の環と言われていて、
セルギエフ・ポサードは、そのひとつ。
黄金の環:セルギエフ・パサードは、1340年代にセルギー・ラドネシスキーによって創建された至聖三者聖セルギイ大修道院の周辺にできた門前町(ポサード)。
ロシア史、ロシア正教会における精神文化、芸術、建築などにおける源流が形成された地域として重要視される。
これらの都市は、11世紀から15世紀末にイワン雷帝が各地を征服し中央集権体制を構築するまで、ロシア諸公国の首都として栄華を誇った。都市自体が野外建築博物館とも言える。
「黄金の環」の都市が観光地として喧伝されるようになったのは
ソ連時代の1974年のことである。
ソ連崩壊後も外国人向けの観光地として整備が進められている。
トロイツェ・セルギエフ大修道院
ロシア正教最大の聖地。敷地内は非常に広い。
ソ連崩壊後、トロイツェ・セルギエフ大修道院は本格的に復興。
1993年には建造物群が世界文化遺産に登録されている。
修道士の姿も多く見受けられた。
主な産業としては、古くからのミニアチュールと木製玩具の製作が盛んである。
修道院内で売られているマトリョーシカが、4軒くらい見た他の土産物屋さんで売られているものに比べて内容が良いし、値段も良心的だった。
マトリョーシカ発祥の街とは後で知ったことだった。
マトリョーシカについてはこちら
壁画を修復する女性。
続く