バレンシアの後は、
ラ・マンチャ地方へとバスは行く。
ラ・マンチャ(La Mancha)
はスペインの内陸部に位置する広大な乾燥高原。
ラ・マンチャの名前は
アラビア語の「乾いた土地」を意味する 。
丘の上の白い風車群は16世紀、
時のスペイン国王カルロス1世(Carlos I, 1500-1558)
でかつ神聖ローマ皇帝カール5世(Karl V)
が風力を用いて穀物を挽くために、
彼の故郷で神聖ローマ帝国の領土であった
ネーデルランド(今のオランダ)から導入したもの。
当時はたくさんあったそうだが、現在はその役目を終え、
観光用として10基以上の風車群が残されている。
この丘の風車群は、
セルバンテス(Miguel de Cervantes Saavedra, 1547-1616)の小説
「ドン・キホーテ(Don Quijote de la Mancha)」
のなかで、
ドン・キホーテが巨人と間違えて、
槍を持って馬に乗り、突進したことで有名。
丘の上から眼下に見える民家
昼食時間になったので、この地方のレストランへ
中庭
ドン・キホーテとサンチョの像で
記念写真が撮れるようになっていた。
レストランでの食事
① ②
①トマトをベースとした野菜の煮込み料理
(ラタトゥーユみたい)
②ポークソティのような
③ティラミスのようなケーキ
この後、バスで3時間半乗ってグラナダへ