博多駅からJR九州「由布院の森」号で、約2時間、豊後の国、大分由布院へ向かった。
「由布院の森」号は、車窓からの景色を楽しむことができるように、
普通の客室より高く設置されている。
窓に向かって椅子がしつらえらえたフリースペース・サロン。
客室乗務員による「ゆふいん町案内」でおおよその観光案内を知ることができた。
久留米を過ぎ、久大本線へと入ると、窓の外には耳納連山、
その後天ヶ瀬の「慈恩の滝」や豊後森など美しい自然の風景が続く。
「慈恩の滝」では眺めを楽しむため、一旦走行を止めましたが、
由布院駅着
この温泉のある町は九州の軽井沢と呼ばれ豊後富士と呼ばれる
美しい由布院岳の南西に広がり、全国3位の湯量を誇る人気温泉地。
山なみには湯煙がモクモクと上っていた。
<湯布院駅前の万葉歌碑>
この地は、あちこちで万葉集に詠まれている。
恋 ひつつも 居らむとすれ度 遊布麻山隠れ し君を思ひ かねつ 茂
(意味) 恋い焦がれながらも、このままじっと待っていようと思うのですが、
木綿間山を越えて遠くへ行ったあなたのことを思うと、
もうどうにもならなくなってしまいます。
次は、湯布院の散策といきます。