今更とも思うけど、
エルビス・プレスリー(1935-1977)
の音楽にはまってしまった。
それはロックンロール発祥の地といわれる
Clevelandのロックンロール・フェイムに
行ってからのこと。
オハイオ州クリーブランドで
お会いした女性たちは
エルヴィス・プレスリーのファンが多かった。
彼がロックンロールのKINGといわれていたのは
知らなかった。
クラッシクが好きだけど、
そのロックの殿堂博物館で、
改めてElvisの生涯を知った。
Kingと呼ばれるようになったけど、
驕ることはなかった。
エルヴィスは敬虔なクリスチャン(プロテスタント)!
自宅には当然自分の聖書があって、
ツアーに出かけるときにも、
常に聖書を持参していたそうである。
自分は歌手でKingではない。キリストがKingである。
子供時代から亡くなるまでの写真
黒人が多く住む貧しい白人家庭の生まれで
幼少期から黒人の発する歌声やダンスを見て育った。
エルヴィス 生誕の家
23歳で購入した邸宅 グレイスランド
その才能でアメリカンドリーム
を実現した人でもある。
メンフィス、サン・レコードで録音された
記念すべきエルヴィス・プレスリーのデビュー曲♪
母を喜ばせようとして作った
シングル「That Alright(Mama)
「 BLUE MOON OF KENTUCKY」 / (1954年) 収録
邦題 「ザッツ・オール・ライト」
デビュー曲「ザッツ・オール・ライト」
が誕生した。
ギターをかかえて歌うエルヴィスをサポートしたのは、
地元のミュージシャン、
スコッティ・ムーア (ギター) とビル・ブラック (ベース) 。
そして
エルヴィス・プレスリーを
一躍スーパー・スターにした曲。
1956年に大ヒットし、
ロックン・ロール時代の幕開けを飾った。
ハートブレイク ホテル(Heartbreak Hotel)
ハートブレイクホテル!
彼は、これで本物のレコーディング・スターになった。
Elvis Presley - Live 1956, Tupelo's Own (Complete - 6 Tracks - 13 Minutes) - YouTube
多くのミュージシャンに影響を与えた。
特に代表的なのがビートルズの4人であろう。
発売当時15歳だったジョンレノンは、ラジオでこの
初めて聴くタイプの音楽=ロックンロールに衝撃を受け、
次の日にレコード店へと走り、
「ハートブレイク・ホテル」を購入、
彼が初めて買ったレコードでもあった。
後にジョンは、
「あれ以降世界が変わってしまったんだ。
エルヴィスは僕の人生を変えてしまった」
「僕はエルヴィスを聴くまで、
本当の意味で誰からも影響を受けたことはなかった。
エルヴィスがいなかったら
ビートルズは誕生していなかっただろう」と語っている、
という。
それと、バラード
エドサリバンショーでのエルヴィス
Elvis Presley "Hound Dog" (October 28, 1956) on The Ed Sullivan Show - YouTube
1968年のテレビ番組「カムバック・スペシャル」
その後、ヒラヒラのプリーツや
キラキラの石をちりばめたジャンプスーツで
年間125回というショーを行うようになった。
この頃からメタボになっていく。
ステージがない時は過食症になって
ツアー1週間前からは絶食という食生活。
亡くなる6週間前
Elvis - Unchained Melody e All Shook Up - YouTube
太ったエルヴィス、声と歌唱力は変わらない。
そして、そして、
ツアーに出かけることになっていた日の前日に
合法的な薬物の誤用で42歳で亡くなった。