遠い北の空の下で 忙しそうなその人は


星が瞬くのを見ていました


 「ほんとにそれでいいのかい?」


夜空に向かって そっと優しくつぶやくと


忙しい手を休めて 彼女の様子を 月の鏡に映しだしました


そこには


膝を抱えて涙を流す 消えてしまいそうな姿がありました