明日香へ行ってきました。
奈良県立万葉文化館で催されている「装いと意匠からひもとく万葉日本画」が31日までなんです。
もっと早い時期だったら「蘇る万葉衣装展」も同時開催していたのに、気づくのが遅かった…残念。
華やかな衣装がとっても好きなんです。
色の合わせ方や衣の合わせ方が素敵
それに日本画のやわらかな雰囲気も好きです。
唯一持っている画集が上村松園の「女性美の極地」展のものなんです。
女性と着物がとても美しい!
そんなこんなで奈良万葉文化館へ。
お久しぶりのせんとくん。
服着てるバージョンなんですね。
何気におしゃれなマスクです。
ちょっと遅い時間だったので、人影まばら。
ゆっくり見せていただきました。
題材になった万葉集の和歌と絵がセットで展示されています。
どの絵も正倉院の布地などを参考に精密な柄が書き込まれています。
飛鳥時代と奈良時代の衣装ですが、素敵💖
髪飾りも髪型もメイクもかわいいなぁ。
昨年から着物着たい欲がすごくて、着付けを習いに行こうかな…と思っていたのですが、父の介護で2つしていた仕事を1つ辞めてしまったので、うちは今緊縮財政です😤
せめて美しい衣装を眺めたい。
たくさん展示してある中で大伯皇女(おおくのひめみこ)の和歌と絵が心に染みました。
弟の大津皇子を見送る和歌が一首、亡くなってからの和歌が二首ありましたが、絵と供に見ると余計に臨場感があります。
大津皇子は謀叛の疑いで亡くなるのですが24歳という若さでした。
切ないですね。
ところで華やかな衣装といえば、中国ドラマの「武則天」はすごかった!
一時違う話題で有名だったファン・ビンビンが主役の則天武后を題材にしたドラマです。
この5分の映像だけでも衣装の華やかさと女の闘いの世界が垣間見えます。
なんと制作費56億円。
ファン・ビンビンの衣装だけで260着。
全体では3000着というから桁違いですね。
大伯皇女と武則天は没年が3年しか違わないからほぼ同時期に生きていた二人ですが(武則天の方がだいぶ長生き)、中国の方が随分胸元の開いたお衣装です。
後宮だからでしょうか。
大伯皇女は初代の斎宮です。
真逆の二人ですね。
ドラマなのでものすごく脚色されていると思いますが、どちらの人生がよいかと聞かれたら、神さまの近くにいられる斎宮の大伯皇女かなと思いますが、やっぱり普通が一番です😊
容姿もファン・ビンビンくらい美しいと老けるのが嫌だろうな~と思うし、変な人に目をかけられたら大変そうだし、普通が一番かな(笑)
さて、明日香に来る途中、すれ違う車のナンバーが○○-11とか11-○○とかやたら11を見ました。
11のエンジェルナンバーは「大いなる創造と始まり」だそうです。
そして喪も開けました。
仕事も変わるし、過去記事も終わったし自分でも区切りを感じます。
それもあってブログタイトルを変えることにしました☺️
これからは「天色の空〜あまいろのそら〜」になります。
改めまして、よろしくお願いします♪