思い出話 | 猫の足音

思い出話

何故かふと思い出したので、つらつら書いていこうかな。



もう、10年前になる。
当時中学生の自分。吹奏楽部所属で、入部するまで聞いたこともないファゴットという楽器になった。
1つ上の先輩がいたが、他のパートにはいる特別講師の先生がファゴットにはいなくて、ほぼ独学状態だった。

ある日、定期的に学校に来る楽器屋の人に、洗足大学の小山先生の特別レッスンの話をもらった。
滅多にない機会、親に相談して受けることになった。


レッスンなんて受けたことがなかったので、当日ドキドキしながら楽器屋に向かった。
他にも受ける人いるのかなーとか思いながら待っていたらまさかの一人!


今思うと、すごいことだったんだよなぁ…
無知って怖い(笑)


いろいろ誉めてもらったり、分かりやすい説明で注意してもらったり、ちょっと雑談したりであっという間に時間に。

お礼を言って帰る準備をしているときに、小山先生に




「この後、洗足で演奏会があるんだけど、一緒に行く?」




というまさかのお誘いが!
これ以上にないお誘い、当然「行きます!」









…と、言いたかったが当時私は中学生。

その頃、まず大学なんて全く知らなかったのでどこにあるのかもわからないし、どれくらいすごいところなのかも知らなかった。

そして、所持金も往復の交通費とちょっとしかなく、寄ったことによって帰れるのか心配になった。


悩みに悩んで、お断りしてしまった…。
音楽への関心より、交通費とかその他の心配を取ってしまったのだ。




今思うとアホすぎる。
3年後の高校生のとき、進路を考えて洗足大学を見たときの衝撃ときたらもう…(笑)


どうしてあの時断ってしまったのだろう…
…と、とても後悔した。












先生とお会いしたのは、そのレッスンが最初で最後。
あの時もし付いて行ってたら、もしかしたらその後もご縁があったかもしれない。



















あー…ふと思い出して書いたけど、本当に勿体ないことをしたなぁ。

人生やり直したいよぉぉぉぉ(´Д`)