2冊目に紹介するのは「カノン」と言う小説です。
原作者は篠田節子先生。
この方正直読んだ事無いし知らなかったですね。
なんか、無知ですいません……
でも読んでみると、結構長いですが面白かったです。


主人公は39歳の女性音楽教師瑞穂。
そんな瑞穂が20年前の大学時代に片思いしていた康臣が
突然の自殺…………
そんな康臣が瑞穂に託した、最後の一本のテープ。
そこに入っていたのは逆回転の音楽。
そのテープを瑞穂が聴いてから、瑞穂を襲う
色々な怪奇現象と幽霊になって現れる康臣。
そして、蘇っていく封印したはずの20年前の自分。
瑞穂と康臣、そしてもう一人の男正寛。
二人の男と一人の女の20年の時を経た恋愛ホラー。


内容はこんな感じですね。
才能に恵まれ何をやっても天才で、それ故に普通になれず
普通の幸せを何一つつかめなかった康臣。
同じように才能に恵まれているけれど、過去を封印して
女性として普通の幸せをつかんだ瑞穂。
二人のような天賦の才能は無くても努力して補うことで
二人以上の成功を収めた正寛。
果たして人生において本当に幸せと言えるのは誰なのか??
本当に幸せと言えるものは何なのか??
本の中では作者なりの結論付けがされますけど
正直難しいところだと思います。

個人的には、幸せとは自分で自分の心に問いかけてみて
今の自分に納得できるかどうかなんだと思います。
どんなに貧しくても、辛くても、自分の中で納得できる何かが
できているなら、楽しいし幸せじゃ無いですか??
少なくとも不満やイライラは感じないはずだと思います。
皆さんも、幸せって何なのか??
自分なりに考えながら読んでみてください。