病気とは全く関係ないです。

ふと思い出した事を備忘録として…。










以前のバイト先が

ご家族を亡くされた方が

買い物に来られる事が度々あって

接客をさせていただく中で

色んなお話を聞かせて頂きました。



それで思ったのは

信頼できる配偶者を持つ事は不幸かもしれない

と思った事があって。



頼りきって居なくても

側にいてくれる事に慣れてしまうと

失った時、その後が

とても辛く寂しく辛いのだ、と思いました。




ある意味、信頼できる配偶者に

出会えなかった自分は
自分にも原因があると思ってます。

まだ幸せなのかも知れない、とさえ思えるほど

信頼していたご主人を亡くされた

奥様のお話が忘れられません。



夫婦で信頼し合い生活できるのは

とても幸せで有難い事だと思います。

それが続けばなおの事。

ですが、いつかはどちらかが先に亡くなる訳で
そうではない場合もありますが、大抵はどちらかが先になるでしょう。

その時、その後、立ち直る自信が

私には考えられなかったです。









あと、もうお一方忘れられない方が

いらっしゃいました。



大学生だった息子さんを亡くされたという

とても優しそうなお母様でした。


一人暮らしをしていた

ドラえもんが大好きだったという

息子さんだったそうです。



持病などなく突然の事だったそうです。



大体月に1度ほどご来店されて

息子さんにお供えする

ドラえもんなどの関連商品が出てないか

見に来られてました。



ご来店の度にお話をするようになり

「ここに来て話すると気が楽になるの。

ごめんなさいね、商品を買わないのに

長話して時間をとらせてしまって…」

とお気遣い下さった事もありました。



そのお母様がおっしゃっていたのが

仕事に行くと職場では

「子供が亡くなったのに、よく仕事に来たね」

と言われたそうです…。

同僚は悪気はなかったのだろうけど

言われて辛かった、と。


そして友人達には

「子供が亡くなったのに笑えるんだね」とか

「子供が亡くなったのに元気そうじゃん」

と悪気なく言われたそうです。



お母様は

「元気な訳ない。元気に見せてるだけ。

仕事でも行かなきゃ自分が保てないから

仕事に行って忙しくしてるだけなのにね」

と泣いていらっしゃいました。



私なら、どう声をかける?

言葉を敢えて発するよりも

そっと抱きしめてあげたり

「何か出来る事があれば遠慮なく言って欲しい」

と伝えるだけで良いのかもしれない。




能登半島のボランティアの方々のマナーが

問題になりTVで取り上げられてましたが

辛い目に合われた方には、こちら側の

自己満足で終わらせるような事を

しないように配慮するようしたいと思います。



その為には相手の置かれた状況を

想像して言葉と行動を選ぶのが大切で

わからないなら余計な事は言わず

余計な事もせず、詳しい人に相談するか

詳しい方を手伝うようにしたいなと

思ったのを忘れないようにしたい。



ある方のブログを読んで

思い出したので

改めて忘れないようにしたいと思い

書いてみました。