・・・前回の続きです。
私は、今世で火がとても苦手で怖いのです。
線香花火も持てないですし、ろうそくに火をつけるときは、チャッカマンにはだいぶ慣れましたが、マッチは、今だに使えません。
お料理も、強火にしないといけないときは、息苦しくなります。
テレビや映画などで、火事や人に火がつくシーンなんかは、見ないように避けていますが、
何かの拍子に見てしまった時には、半狂乱のようになり、一瞬記憶がなくなってしまいます。
これはなぜだろうと、私がまだ高校生くらいの頃、母に協力してもらって、自分の過去世を霊視によって、探っていったことがあります。
十二単のような着物を着た人達が周りに視えますので、多分とても古い時代に、祈祷師をしている私がみえました。
経緯の詳細は省きますが、その時に戦なのか、護摩焚きなのか、火の中で最期を迎える自分の姿をみてしまいました。
その時の体験が、1000年以上たった今も、自分を苦しめているのですから、当時の生涯が、いかに私の魂にとって重要で、過酷なものであったかが分かる光景でした。
長年のトラウマの大元を把握すると、苦手意識というのは、薄くなっていくものなのですが、
結局、霊視後も、私は火が怖いという気持ちを克服できず、今まで生きてきました。
不思議に感じていましたが、その答えが今回、分かったような気がします。
過去に気づくだけでは足りなかったのです。多分、私が祈祷師をしていたのは、平安時代だったのだと思います。
確かめるすべはありませんが、おそらく平家と関わりがあったのでしょう。
今でも古い着物や、扇や、すだれ、池にかかった太鼓橋などを見ると、なんともいえない懐かしい、せつない気持ちになります。
現世では、しばらく家庭を優先していましたが、ここ数年、再び占い師としての自分の魂を高めようとしている私に、
まずは、原点に立ち返り、平家の御魂に手を合わせ歩き始めなければ、先には進めないという、重い大きなメッセージが込められていたのではないでしょうか。
それを伝えるために、その神宮に足を運ばせ、気づいてくれるまで私のそばにいたのでしょう。
あまりにも気づくのが遅いため、ちょっと怖い状態でも出てきてしまったのだと思います。
1つの過去世がつながり、私の中でもすっきりしました。
後日、記憶は定かではないと前置きをした上で、私の長年の無礼をお詫びし、その節のお礼を述べ、しっかり読経をし手を合わせました。
その時、
「しかと心得た」
とはっきり声が聞こえました。
そして、その後、まったく気配を感じなくなりました。
ご納得して頂けたのでしょうか。
まだまだ未熟な私ですが、一生懸命精進してまいりますので、
今後とも温かく見守って下さり、お導き頂ければ嬉しいですと、最近毎日心をこめて祈っています。
これから、火への恐怖心が少なくなっていくといいな・・・と、期待しています。
・・・という長いお話しでした。
最後まで、おつきあい頂き感謝致します。
こんなことが日常な、変なスピリチュアルタロット占い師です。
ですが、その数々の体験は、あなたのお役に立てるために積んできた、私にとってありがたい魂の修行だと考えております。
日々の生活にも、何か過去からのメッセージが込められていることがよくあります。
気になることがありましたら、ぜひ奏音にご相談下さい。
必ず、すっきり解決させて頂きます。
お試し鑑定特典付きのメルマガへのご登録は、
下記でお待ちしております。
今日も読んでくださってありがとうございました。
今日はこのへんで。